今年1年のウッド部門において人気No.1だったピン。ただし、11月下旬に『ゼクシオ14』が発売されるとドライバーやフェアウェイウッドは『ゼクシオ』が1位になっている。しかし、ユーティリティは違う。『ゼクシオ14』が1位になったのは発売直後の1週間のみ。2週目以降は『G440』が1位を奪還。二木ゴルフ水戸店の山本直樹さんに話を聞いた。
「今年1年間、ユーティリティはピンの一強状態でした。ドライバーには対抗馬となるモデルもありますが、ユーティリティはライバルもいないくらいダントツの1番人気です」
人気の要因はどこにあるのか?
「ピンのユーティリティが他のメーカーと違うところはアスリートゴルファーにも好まれているところ。マッスルバックのアイアンや、ロースピン系のアスリートドライバーを使っているゴルファーでも、ユーティリティはピンを購入しています。ピンのユーティリティはやさしくて初心者やアベレージゴルファーでも使えますが、アスリートゴルファーが打っても左に行かない。それが1番の魅力です」
特に人気のある番手は?
「1番売れているのは4番です。4番と5番をまとめて買ったり、4番と3番の組み合わせで購入する人が多いです」
ピンは『G440』が1位になっているだけでなく、『G430』も根強い人気で4位。ピンの天下はまだまだ続きそうだ。
【ユーティリティ売り上げランキング トップ3】
1位 ピン G440
2位 ダンロップ ゼクシオ14
3位 ダンロップ ゼクシオ14 レディス
※データ提供:矢野経済研究所、12月8日~12月14日のデータ
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