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“疲れない”は正義! 日本人の足型を研究してきたミズノ渾身のゴルフシューズが想像を超えて快適だった

ミズノは2026年に入り、『CONTENDER GS(コンテンダーGS)』、『CITY WIND GS(シティウィンド GS)』、『NEXLITE ENERZY Ⅱ(ネクスライト エナジーツー)』と立て続けに新作ゴルフシューズをリリースした。コースで新作ゴルフシューズのテストを行った2人のゴルフライターは、日本人の足を研究することで実現したその圧倒的な快適性を絶賛する

所属 ゴルフライター
田辺直喜 / Naoki Tanabe

配信日時:2026年4月2日 12時00分

写真右から『NEXLITE ENERZYⅡ』、『CONTENDER GS』、『CITY WIND GS』。日本人の足に合うゴルフシューズの実力を2人のゴルフライターが検証
写真右から『NEXLITE ENERZYⅡ』、『CONTENDER GS』、『CITY WIND GS』。日本人の足に合うゴルフシューズの実力を2人のゴルフライターが検証

ミズノから日本人の足に合う快適なゴルフシューズが新登場


ミズノは2月20日に『CONTENDER GS』『CITY WIND GS』、3月6日に『NEXLITE ENERZY Ⅱ』と短いスパンで、立て続けにゴルフシューズの新製品をリリースした。
 
こだわりの鍛造製法で作るアイアンなど、クラブメーカーのイメージが強いミズノだが、総合スポーツメーカーとして、長きに渡って、さまざまなスポーツ用のシューズを開発してきた。特に野球やサッカーの分野ではトップクラスのシェアを誇っている。
 
そんなミズノのゴルフシューズの特徴は、日本のメーカーとして日本人の足を徹底的に研究して開発を行っていることだ。一般的に甲高・幅広と言われる日本人の足に合うラスト(足型)を採用することで心地良くフィットし、長時間履いても快適に過ごせるという。
 
今回は、ゴルフライターとして、さまざまなゴルフ用品を見てきた鶴原弘高と田辺直喜に、ミズノの新作ゴルフシューズをコースでテストしてもらった。ギアに強いこだわりを持つ2人はミズノのゴルフシューズをどのように評価するのか。

鶴原弘高(つるはら・ひろたか)。1974年生まれ、大阪府出身。ゴルフ専門のフリーライターとして雑誌やWebに寄稿する傍ら、最新ギアの知識を生かして、試打テスターや動画番組のMCなど、マルチに活躍している
田辺直喜(たなべ・なおき)。1985年生まれ、東京都出身。ゴルフ雑誌の編集者を経て、現在はゴルフライターとして活動中。研修生としてQTを受験した経験があり、その腕前を生かして試打レポートも行う
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鶴原弘高(つるはら・ひろたか)。1974年生まれ、大阪府出身。ゴルフ専門のフリーライターとして雑誌やWebに寄稿する傍ら、最新ギアの知識を生かして、試打テスターや動画番組のMCなど、マルチに活躍している

『NEXLITE ENERZY Ⅱ』は履いた瞬間から驚きの軽さと柔らかさ


最初にテストしたのは、快適な履き心地を徹底追求した軽量モデル『NEXLITE ENERZYⅡ』だ。

写真は『NEXLITE ENERZYⅡ』シリーズのBOAタイプ。前作よりもクッション性がさらに向上し、ウィズ(足幅)も4Eだけでなく3Eが選べるなど、フィッティング性も高まった。カラーは「ホワイト×ブルー×イエロー」など全3色をラインナップ(※BOAタイプの3Eは2色、紐タイプは3E、4E共に1色のみの展開)

写真は『NEXLITE ENERZYⅡ』シリーズのBOAタイプ。前作よりもクッション性がさらに向上し、ウィズ(足幅)も4Eだけでなく3Eが選べるなど、フィッティング性も高まった。カラーは「ホワイト×ブルー×イエロー」など全3色をラインナップ(※BOAタイプの3Eは2色、紐タイプは3E、4E共に1色のみの展開)

鶴原 箱から取り出して手に取った瞬間、あまりの軽さに驚きました。履いてみると、シューズ全体が足に吸い付いてくるような感覚で、一体感があります。ものすごく軽くて、素足でいるみたい。
 
田辺 片足で280グラム(※26.0センチ)と軽いことに加えて、フィット感の高さもあるので、履くとすごく軽く感じますね。新しいゴルフシューズを履くと最初は素材の硬さを感じたりしますが、『NEXLITE ENERZY Ⅱ』は最初から柔らかく足に馴染んでくれます。
 

アッパーの素材には前作に引き続き、柔らかく耐久性に優れた人工皮革「クラリーノ®︎」を使用。ダイヤルを回して締めると、足を包み込むようにフィットする

アッパーの素材には前作に引き続き、柔らかく耐久性に優れた人工皮革「クラリーノ®︎」を使用。ダイヤルを回して締めると、足を包み込むようにフィットする

鶴原 改めて良さを感じたのは、足入れのスムーズさです。ミズノは甲高・幅広な日本人の足を研究してラストを作っているから、スポッと足が入るんです。ボク自身、足幅が広いタイプで、モデルによってはキツさを感じることもあります。ミズノのシューズは楽に履けますし、自分の足に合っていると感じます。
 
田辺 『NEXLITE ENERZY Ⅱ』はウィズが従来の4Eに加えて、3Eを選べるようになったのも嬉しいポイントですね。ボクは4Eだと少し余る感じがありますが、同じサイズの3Eを履くとフィット感が増して、より気持ち良く履けます。
 

写真右が3Eで、左が4E。自分の足に合わせて最適なウィズを選ぶことで、より高いフィット感を得ることができる

写真右が3Eで、左が4E。自分の足に合わせて最適なウィズを選ぶことで、より高いフィット感を得ることができる

鶴原 気をつけてほしいのはサイズ選びですね。ミズノは足幅が広くて、大きめの設計なので通常よりもサイズを下げるのがおすすめです。ボクは27.0センチを選ぶことが多いですが、『NEXLITE ENERZY Ⅱ』なら26.0センチの4Eでちょうどいいです。
 
田辺 ボクも通常は27.5センチですが、今日は27.0センチの3Eを履いています。少しゆとりがあるので、もう0.5センチ下げることもできそうです。ゆとりが欲しいなら0.5センチ、フィット感を重視するなら1センチ下げるといった具合に、好みに合わせて選ぶのが良さそうですね。

ショット時はツイスト形状の突起がしっかり喰い付く


『NEXLITE ENERZY Ⅱ』の履き心地の良さを絶賛した鶴原と田辺は、早速ティショットを打って、ラウンドをスタートさせた。

『NEXLITE ENERZY Ⅱ』を履いてスイングした鶴原は、「自分なりの立ち方で振れる」と評価を話す

『NEXLITE ENERZY Ⅱ』を履いてスイングした鶴原は、「自分なりの立ち方で振れる」と評価を話す

鶴原 アウトソールのグリップ力も十分に高いですね。滑る感じは全くありませんし、しっかり喰い付きつつも、適度な遊びがあるのですごく振りやすいです。扱いやすいグリップ力ですし、体にもやさしい気がします。
 
田辺 開発者の方に話を聞いたことがありますが、『NEXLITE ENERZY Ⅱ』はゴルフのスイングに合わせてアウトソールの突起の向きや配置を変えたようです。たしかに、地面をグッと踏みながら、インパクト前後では足をネジるように使えるので、パワーを出しやすいです。

ツイスト形状の突起をスイングの力の方向に合わせて配置したアウトソール。軽量で快適性を追求したモデルだが、スイング時の性能も抜かりはない

ツイスト形状の突起をスイングの力の方向に合わせて配置したアウトソール。軽量で快適性を追求したモデルだが、スイング時の性能も抜かりはない

鶴原 あとは履いていて、カカトが低いこともポイントですね。アドレスで自分なりの立ち方ができて、気持ち良くスイングできます。カカトの高いシューズは前のめりに立つような感覚になるから、少し苦手なんです。

カカトが高過ぎない設計で、ナチュラルに立てることも『NEXLITE ENERZY Ⅱ』の特徴だ

カカトが高過ぎない設計で、ナチュラルに立てることも『NEXLITE ENERZY Ⅱ』の特徴だ

田辺 歩き始めると、『NEXLITE ENERZY Ⅱ』の良さがより一層、感じられますね。
 
鶴原 田辺くんは競技でカメラマンもするから、コースを歩き回ることも多いでしょ? ラウンドするよりも歩く距離が長くなるだろうし、シューズ選びは大事になりますよね。
 
田辺 そうですね。コースの端の傾斜地を歩くことが多いですし、さまざまな組を追いかけるので、歩く距離はかなり長いです。実は昨年初めて前作の『NEXLITE ENERZY』を仕事でも履いてみたのですが、めちゃくちゃ足が楽で手放せなくなりました。
 
鶴原 『NEXLITE ENERZY Ⅱ』はすごく軽快に歩けますし、シューズの中で指がしっかり動く感覚があります。素足感覚がありつつ、クッション性の高さでどんどん前に進んでいきますね。
 
田辺 ミッドソールに「Mizuno Enerzy(ミズノエナジー)」という柔らかくて反発性の高い独自素材を使っていることも大きいでしょうね。『NEXLITE ENERZY Ⅱ』は前作よりも量を増やして、クッション性をさらに向上させていますので、より足が疲れにくいゴルフシューズに進化したのは間違いありません。
 
鶴原 ゴルフシューズを選ぶときに大切なのは、履きやすさと歩きやすさだと考えています。長い距離を歩くゴルフだからこそ、足が疲れにくいことは絶対に重視してほしい要素です。
 
田辺 足が疲れたら動きが悪くなって、スイングにも悪影響があります。疲労を最小限に抑えながら18ホールをプレーできたら、間違いなくスコアアップできるはずです。
 
鶴原 日本人の足にフィットしながら、軽快に歩ける『NEXLITE ENERZY Ⅱ』はぜひ多くのゴルファーに試していただきたいですね。

『NEXLITE ENERZY Ⅱ』についてもっと知りたい方はコチラ

軽快にコースを歩く鶴原と田辺。歩きやすさはゴルフシューズに欠かせない大切な性能のひとつだ

軽快にコースを歩く鶴原と田辺。歩きやすさはゴルフシューズに欠かせない大切な性能のひとつだ

『CONTENDER GS』はカジュアルだけど中身は本格的なゴルフシューズ


ゴルフシューズ然としたルックスの『NEXLITE ENERZY Ⅱ』に対し、カジュアルなデザインに仕上げられたモデルが『CONTENDER GS』だ。

『CONTENDER GS』はランニングシューズをベースに、ゴルフ専用スパイクレスソールを搭載。「オフホワイト×グリーン」など、全4色の展開となっている

『CONTENDER GS』はランニングシューズをベースに、ゴルフ専用スパイクレスソールを搭載。「オフホワイト×グリーン」など、全4色の展開となっている

鶴原 履いた感じは本当にスニーカーみたいです。ただ、アッパーの素材にはゴルフシューズらしいしっかり感があって、足全体を守ってくれています。頼りなさは全くないですね。
 
田辺 ベースになっているのがランニングシューズというだけあって、履いていて楽ですね。通常のゴルフシューズにはない感覚です。カラーバリエーションも落ち着いた色味が揃っていて、いろいろなウェアと合わせられますね。
 
鶴原 かわいいデザインとは対照的に、アウトソールの作りはかなりしっかりしています。地面をグッと掴んでくれて、かなりのグリップ力です。これなら傾斜でもズレないので安心ですね。

『CONTENDER GS』にはグリップ力を追求したモデル『HAZARD ENERZY BOA』と同じアウトソールが採用されている。スニーカーライクな見た目とは裏腹にゴルフシューズとしての性能は非常にハイレベルだ

『CONTENDER GS』にはグリップ力を追求したモデル『HAZARD ENERZY BOA』と同じアウトソールが採用されている。スニーカーライクな見た目とは裏腹にゴルフシューズとしての性能は非常にハイレベルだ

田辺 稲垣那奈子プロなど、ミズノ契約の女子プロが試合で着用しているのも頷けますね。スイング時のズレがないからどんどん振っていけますし、傾斜地でも安心してボールを捉えることができます。

HS46m/sの田辺が強振しても、全くズレることがない。このグリップ力はもはや『CONTENDER GS』の強みだ

HS46m/sの田辺が強振しても、全くズレることがない。このグリップ力はもはや『CONTENDER GS』の強みだ

アッパーのデザインに合わせたカラーリングもオシャレ

アッパーのデザインに合わせたカラーリングもオシャレ

鶴原 グリップ力だけでなく、クッション性もハイレベルですね。地面を踏むと反発するような感覚で、足が軽く上がります。
 
田辺 『NEXLITE ENERZY Ⅱ』と同じく『CONTENDER GS』にも足底全体に『Mizuno Enerzy』が採用されています。これも歩いていて、すごく楽だし、足が疲れないですね。
 
鶴原 カジュアルなデザインだけど、中身は本格派のゴルフシューズになっています。街歩きでも、練習でも、ラウンドでも使えますから、ゴルファーなら1足持っておきたいアイテムですね。

スニーカーライクで普段使いに最適な『CITY WIND GS』


最後はテニスシューズのデザインを踏襲した『CITY WIND GS』のテストを行った。

テニスシューズのベースに、雨の日に強いゴルフ用スパイクレスソールを搭載した『CITY WIND GS』。「オフホワイト×ネイビー」など、『CONTENDER GS』と同じ全4色の展開となっている

テニスシューズのベースに、雨の日に強いゴルフ用スパイクレスソールを搭載した『CITY WIND GS』。「オフホワイト×ネイビー」など、『CONTENDER GS』と同じ全4色の展開となっている

田辺 これまでの2モデルに比べると、アッパーの素材がしっかりした印象です。
 
鶴原 履き心地はクラシックレトロなスニーカーの感覚ですね。でも、足を動かしているとすぐにアッパーが柔らかくなって、足に馴染んできますよ。

レザー調でしっかりしたアッパーの生地を採用しているが、履き始めるとすぐに柔らかくなって、足に馴染む。レトロなデザインだが、履き心地はミズノらしい快適さがある

レザー調でしっかりしたアッパーの生地を採用しているが、履き始めるとすぐに柔らかくなって、足に馴染む。レトロなデザインだが、履き心地はミズノらしい快適さがある

田辺 『CONTENDER GS』もそうですが、このかわいいデザインでしっかり1年間の防水保証が付いているのが嬉しいですね。ミズノの基準では深さ4センチの水に浸して、2時間経過してもシューズ内部に水が侵入しないレベルの防水とのことです。
 
鶴原 街歩きでも、ラウンドでも雨の日はありますし、防水がしっかりしているのはありがたいですね。足底の作りも他の2モデルよりは薄さを感じますが、十分なクッション性が備わっています。アウトソールも他の2モデルのグッと噛む感じとは違いますが、芝の上でも滑ることなく、十分なグリップ力があります

外側にT字、内側に十字の突起が付けられた『CITY WIND GS』のアウトソール。T字が壁の役割を果たすことで快適な歩行が可能となる

外側にT字、内側に十字の突起が付けられた『CITY WIND GS』のアウトソール。T字が壁の役割を果たすことで快適な歩行が可能となる

田辺 これなら家で履いて、そのまま歩いて練習場に行けますね。
 
鶴原 『CITY WIND GS』はラウンドで使えるだけの性能を備えていますが、活用しやすいのはタウンユースでしょうね。特に練習場に頻繁に行く人にはすごくおすすめですよ。いちいちシューズを履き替えるのは面倒ですから。1足のシューズで移動、練習、もっと言えばラウンドまで完結できるのは魅力です。
 

レトロなデザインとゴルフシューズの機能性が両立された『CITY WIND GS』。ゴルファーが普段使いするのに最適なモデルだ

レトロなデザインとゴルフシューズの機能性が両立された『CITY WIND GS』。ゴルファーが普段使いするのに最適なモデルだ

田辺 『CONTENDER GS』『CITY WIND GS』は同時にリリースされて、カラー展開も同じと共通点が多いですが、履き比べてみると全く違うシューズであることが分かります。
 
鶴原 『CONTENDER GS』は足を柔らかく包み込むような感覚で、アウトソールも本格派の作りになっています。タウンユースもできますが、コースで活躍する性能を備えています。一方、『CITY WIND GS』は全体的にしっかりしていて、スニーカーライクな履き心地が特徴です。日本人の足型を研究しているミズノらしいフィット感の良さがあるので、快適に街歩きをすることができます。
 
田辺 この2モデルはミズノ直営店およびECサイト限定での販売になります。快適な履き心地、ゴルフシューズとしての性能など、ミズノらしさが存分に感じられますので、ぜひ多くのゴルファーに履いてみてほしいですね。

『CONTENDER GS』と『CITY WIND GS』についてもっと知りたい方はコチラ


ゴルフにおいてシューズは、クラブと同じか、それ以上に重要なギアだ。ラウンドにおいて長時間履いて長い距離を歩き、さまざまなライからイメージ通りのスイングをするには、高機能なゴルフシューズは欠かせない。ミズノのゴルフシューズは日本人の足にフィットする設計で快適性が高く、スイング・歩行時の性能もハイレベルなものになっている。ラウンド中や翌日に足に疲れを感じることの多いゴルファーにはぜひ一度ミズノのゴルフシューズを試してほしい。その圧倒的に楽な履き心地に驚くはずだ。
 
 
取材協力/上総モナークカントリークラブ 撮影/角田慎太郎 構成/田辺直喜

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