コレが山下美夢有の新エース！？ クリーブランド『フロントライン エリートRHO』がメジャーにフィット！

＜アムンディ・エビアン選手権　3日目◇29日◇エビアンリゾートGC（フランス）◇6523ヤード・パー71＞
 
昨年の“女王”が貫録のプレーをみせた。乾いた風が強く吹いた2日目に「75」とスコアを落としたものの、トータル3オーバーの52位タイで週末へと進んだ山下美夢有。3日目は新パターのクリーブランド『フロントライン エリートRHO』を投入し、5バーディ・1ボギーの「67」と伸ばし、トータル1アンダー。“アンダーグループ”に入り、23位タイにつけた。
 
▶▶女王・山下美夢有は『67』急浮上　毎日違うパター投入で「反省も…（笑）」
  
山下のグリーン上だが、初日はエースパターの『ホワイト・ホットOG 2ボールブレード』、2日目はブレード型、そしてこの日は『クリーブランド』の大型マレットと、使用パターを入れ替えて色々と試していた。
 
「練習ラウンドですごくタッチも合っていたし、スリクソン（クリーブランド）が新しいパターを出したので使いたかった」。メジャーという大舞台で毎日コロコロと替えていることには「一番使う回数も多いので、ちょっと慎重にならないとなと。反省もありながら…」と笑うが、この日のパット数は『28』を記録。フランスに4本持ち込んだパターは残り1本だが、「もう替えないです（笑）」と、最終日もこの大型マレットを投入する予定だ。
 
▶▶山下美夢有のクラブセッティングに一般アマが学ぶべきことは？【プロフィッターに聞く】
 
つまり、この日のクリーブランド『フロントライン エリートRHO』が、海外メジャーに4本持ち込む中で【最もフィットする選択肢】だということ。テーラーメイドの『スパイダー』や、オデッセイ『2-BALL TEN』に似たマレット型は、周辺重量配分されつつも、前重心で操作性・直進性の高いヘッド。メジャーの舞台でどこまでストロークを縮められるのか、最終日の成績にも注目が集まる。