ALBA Net  ゴルフ
ALBA Net  ゴルフ

”開閉しにくい”パター選手権 ゼロトルク VS フェースバランスはどっちが勝つ?

パターを難しくする最大の要因は、ストローク中に起こる「フェース開閉」だ。最近では「ゼロトルク」を始め、「フェース開閉」しにくいパターが増えているが、最もやさしく真っすぐ打てるモデルは何か検証した。

所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net

配信日時:2025年12月8日 10時38分

やさしいパターほど真っすぐ構えやすい顔を選ぼう


フェース開閉少のパターは構えた時のフェース向きに高確率で打ち出すことができる。裏を返すと、ターゲットに真っすぐ構えやすい顔のモデルを選べるかが結果を左右するのだ。

L.A.B. Golf:OZ.1i HS 【ゼロトルク】

◉筒の評価1位 ◉五十嵐の評価2位


ナチュラルな振り感でフェース向きが真っすぐキープ
【筒】『 ゼロトルク』の方向安定性をキープしながら、構えやすさが向上しました。手応えのある打感で伸びるようなコロがりです
【五十嵐】テークバックの開きも、フォローの閉じも矯正されて、挙動が安定します。その上でナチュラルに振れるのは画期的です

テーラーメイド:スパイダーZT 【ゼロトルク】

◉五十嵐の評価2位


直進性の中に適度な操作性もあるゼロトルク
【筒】重さがある分、ヘッドを真っすぐ動かしやすく、フェース向きが安定してくれます。オートマ感がかなり強いモデルです
【五十嵐】他のゼロトルクよりもフェース開閉はやや多い傾向です。方向性を安定させながら、タッチも出せるバランスの良さがあります

オデッセイ:Ai-ONE スクエア2スクエア マックスストライプ 【ゼロトルク】

◉五十嵐の評価1位


ストロークの矯正力が強く構えた方向に打ち出せる
【筒】白い帯のデザインでストレートな軌道、打ち出しが鮮明にイメージできます。ゼロトルクでフェース向きも安定します
【五十嵐】他のゼロトルクよりもフェース開閉はやや多い傾向です。方向性を安定させながら、タッチも出せるバランスの良さがあります

PXG:バットアタック ゼロトルク 【ゼロトルク】

◉五十嵐の評価3位


視覚効果とゼロトルクで真っすぐストローク
【筒】総重量が軽めで、振りやすさがあります。独自のネック形状でボールが見やすく、アライメントが取りやすいです
【五十嵐】ゼロトルクモデルの中ではフェース開閉はやや多め。ただし、動き過ぎることはないので、理想的なヘッド軌道になりやすいです

ピン:スコッツデール CRAZ-E 【フェースバランス】

◉筒の評価3位


慣性モーメントの高さで方向性が抜群に良い
【筒】重量級で慣性モーメントの高さが特徴のモデルです。フェース向きを真っすぐ保ちやすく、ゼロトルクに匹敵する開閉の少なさです
【五十嵐】フォローでフェースが閉じにくく、真っすぐ抜けてくれます。矯正感を出さずに、軌道が安定したストレートになりました

オデッセイ:Ai-ONE ジラフビームジェイルバードミニ 【フェースバランス】


オートマ感と操作性のバランスが絶妙
【筒】ツートーンのデザインでフェース向きが意識できます。ロングネックは開閉を抑えながらタッチも出せてバランスが良いです
【五十嵐】開閉はしっかり起きますが、挙動が緩やかでコントロールしやすいです。軌道もストレートに近く、打ち出しが安定します

キャスコ:9/9 デルタフェース タートル 【フェースバランス】


ヘッドが重めでフェース向きが安定する
【筒】グリップとシャフトを軽く、ヘッドを重くすることで直進性を高めています。4本の線でアライメントも取りやすいです
【五十嵐】インパクトでフェースが少し開く傾向があります。左のミスを矯正して、方向を安定させたい人と相性の良いモデルです

テーラーメイド:スパイダー ツアーX クランクネック 【トゥヒールバランス】


ブレードのようにタッチが出て方向性の良さもある
【筒】ブレードに近い操作性があり、ヘッドの奥行きがある分、直進性が高くなっています。適度なやさしさでタッチも出せます
【五十嵐】ニュートラルな挙動で、フェース開閉最も多いです。自分でコントロールして、打ったなりにコロがしたい人に合います

読まれています


おすすめコンテンツ

関連サイト