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マジか!? 木村彩子は2016年モデルの軟鉄アイアンを使っていた!

「富士通レディース」で、3年ぶりの優勝を飾った木村彩子。「古いクラブばかりで……」と語る木村が、2016年から愛用するアイアンをレポートしたい。

所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net

配信日時:2025年11月9日 10時00分

2016年モデルのアイアンを使用し続ける木村
2016年モデルのアイアンを使用し続ける木村

「富士通レディース」で、3年ぶりの優勝を飾った木村彩子。「古いクラブばかりで……」と語る木村が、2016年から愛用するアイアンをレポートしたい。

【写真】愛用アイアンの顔はボテッとしておらずシャープ! バックフェースは傷だらけ

木村が愛用するアイアンは、2016年モデルの『APEX』だ。シャフトは『N.S.PRO 750GH S』を採用している。バックフェースは、剥げておりかなり年季が入っていることが分かる。

「このモデルの打感が好きなんです。打感が柔らかいだけのモデルは、自分のスイングで飛ばさないといけない感じがする。でも、これはフェースが弾いて飛距離が出るけど、球が喰いつくみたいな。ちょっと矛盾しているんですが……。それに、顔もいいですね。ちょうどいいサイズで中間の大きさ。ボテッとしていないし、シャープなところも好きで、難しさも感じません」

もちろん、ヘッド性能にも満足している。

「トップブレードがちょっと厚くてちょいグースなので、球が上がりやすいし、スピンが入るしつかまりもいい。私はヘッドスピードがないけど、お辞儀するような球(ドロップ)が出ないし、弾くけど、ぶっ飛ばないので、タテ距離が合いやすいですね」

『N.S.PRO 750GH S』シャフトは、軽量でも方向性と上がりやすさを両立させたスチールシャフト。ラインも出しやすいモデルと言える。

一度気に入ったモデルを使用し続ける木村の姿こそ、クラブ選びにおいて大切な姿勢だと感じさせられた。

◇ ◇ ◇

木村のセッティングを調査。関連記事【今季優勝の木村彩子は、なぜ2020年モデルのソールが剥げたUTを使い続けるのか?】を読めば、その秘密がわかる。

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