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シン貧打爆裂レポート『RB MAX ボール』

貧打爆裂レポートのロマン派ゴルフ作家・篠原嗣典が、ギアについての噂の検証をします!

配信日時:2023年6月8日 17時00分

ロマン派ゴルフ作家語る

『RB MAX ボール』は、飛ぶボールではありますが、僕の場合は『RB TOUR ボール』のほうが飛びました。ただし、これは『RB MAX ボール』が、ヘッドスピード38m/sをターゲットにしていることから、僕のヘッドスピード40m/sでは速すぎるという可能性があります。

そんなの誤差の範囲だという声も聞こえますが、近年のゴルフ用具の開発は、色々なゴルファーが使える代わりに80点平均が良しとした今までの考え方を捨てて、ターゲットだけに120点に機能するけれど、それから外れると60点でも良いという振り切った考え方で開発されましたものがあるのです。『RB MAX ボール』もそういう可能性があります。

パワー不足で悩んでいるゴルファーと、逆にパワーがある女子ゴルファーに『RB MAX ボール』はオススメします。

実際に使用して、面白いと感じたのは、耐久性の良さです。スピン性能を比べるために、カットしたりして、かなりハードに使用したのに、ラウンド後にボールを確認したら、傷ひとつなくて、ピカピカのままだったのです。一般的なゴルファー向けのボールの場合、なくさない限り、何ラウンドでも使える耐久性が大事だと思っています。そういう意味では、『RB MAX ボール』は、100点満点でした。

『RB MAX ボール』は、一般向けのボールとして、飛距離追及型ボールとは言いながら、むしろ、総合力が高いボールだと感じました。

点で攻めるとか、カッコをつけて言ったりするものですが、そんなゴルフができるのはごく一部のゴルファーだけです。逆に線で攻めるほうが良いスコアになるゴルファーが圧倒的に多いのです。線で攻めるゴルファーにとって、『RB MAX ボール』は非常に使いやすいはずです。

『RB MAX ボール』は、カッコつけることなく、本音で付き合うボール。自分のために開発されたボールだと考えて、打ってみることをオススメします。

試打アイテムスペック

『RB MAX ボール』

構造 3ピース
コア 高反発ブタジエンラバーアウターコア
インナー ウルトラソフトブタジエンラバーインナーコア
カバー 高耐久アイオノマーカバー
ディンプル 高弾道336アクシアルフローディンプル
カラー ホワイト (イエローもあり)

【著者紹介】篠原嗣典

ロマン派ゴルフ作家。1965年東京都文京区生まれ。中学1年でゴルフコースデビューと初デートを経験し、ゴルフと恋愛のために生きると決意する。競技ゴルフと命懸けの恋愛に明け暮れた青春を過ごし、ゴルフショップバイヤー、広告代理店、市場調査会社を経て、2000年よりキャプテンc-noのペンネームでゴルフエッセイストに。日本ゴルフジャーナリスト協会会員

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