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女子プロが使用するドライバーはLSヘッドが多い!? 一発の飛びと平均飛距離、あなたが欲しいのはどっち?

ドライバーの2025年モデルは飛距離・寛容性ともにハイレベルで、まさに大豊作の年と言っていい。一方で、同じシリーズに3~4の兄弟モデルがラインナップされているが、まずは女子プロがどんなドライバーを使用しているのかを調査した。

所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net

配信日時:2025年4月7日 10時26分

【一発の飛びで飛ばすタイプ】

フェースの芯で捉えたときに圧倒的な弾きで飛ばせるのが 『スリクソンZXi』 、『GT』 、『Qi35』。思い切り叩いて最大飛距離を伸ばしたいゴルファーにおすすめのシリーズになっている。

ダンロップ:スリクソンZXi

ヘッドが後方に伸びた大きめヘッドで安心感があるが、打つと中高弾道&適正スピンの強い球が出る。見た目と飛びに良い意味でギャップがあるスタンダードモデル。

ダンロップ:スリクソンZXi LS

シリーズの中では直進性が高くライナー系の伸びる弾道が打ちやすい。一方で、LSモデルとしてはMOIが高めで安定感も備わっている。

ダンロップ:スリクソンZXi TR

スピン多めのヘッドで弾道を操作しやすい。叩いても左に行かない特性があるので、フェース開閉を多く使うゴルファーが安定して飛ばせるモデルでもある。

ダンロップ:スリクソンZXi MAX

高MOIモデルにありがちなヘッドの落ちる感覚が少なく、振りやすさがある。それでいてボールの曲がりは小さく抑えられて方向性が高い。スピン量はやや多め。

タイトリスト:GT2  

ハンマーのような叩きやすい顔で、フェースも返り過ぎないので左を気にせず思い切って振れる。ボールコンタクトした瞬間はソフトでそこから急速にボー ルが飛び出す打感も特徴的。

タイトリスト:GT3

小ぶりな見た目のヘッドでフェース開閉がしやすく操作性が高い。ボールをつかまえたときだけでなく、右プッシュでもスピンが増えにくく、強い球で飛ばすことができる。

タイトリスト:GT4

『GT3』よりも ヘッド体積が小さく、低スピンかつ操作性が高いモデル。とにかく弾 道が強いので、芯で捉えたときに圧倒的な飛距離が出るが、使いこなすには一定以上のHSが必要。

テーラーメイド:Qi35

ヘッド後方に重さがあり、やさしく高いボールが打てて 、つかまりも良い。さらに打点がブレてもスピン量の変化が小さく抑えられて、キャリーが安定して 出 せる。

テーラーメイド:Qi35 LS

高MOIによる安定感と適度な操作性を持ったモデル。振り抜きやすさがあって、シリーズの中で最もボール初速を出しやすいし、スピンも少なく抑えられるのでぶっ飛び弾道が作りやすい。

テーラーメイド:Qi35 MAX

スイング中のヘッドのブレが極限まで小さく、フェース向きがまったく変わらない。ッド後方に重さがあるので、ロフト以上に高く上がり、スピン量が増えることも特徴。

【平均飛距離で飛ばすタイプ】

ミスヒットに強くて、方向性が高い、ラウンドで安心して使えるシリーズが『ELYTE』、『G440』、『TW767』だ。芯を喰ったときの爽快な飛びがありつつ、打点がブレても飛距離をロスせず、曲がりも小さく抑えられるので、スコアにこだわるゴルファーにもおすすめだ。


キャロウェイ:ELYTE

飛びや寛容性、振りやすさなど、性能バランスの良さが際立つスタンドダードモデル。フェースの芯が非常に広く、どこに当たっても心地良い打感で安定した距離が出てくれる。

キャロウェイ:ELYTE◆◆◆

クラウンカラーがブラックで、ヘッドが締まって見える 。フルチタンの分、よりフェースの弾きが強く感じられることも特徴。弾道はとにかく低スピンで、強いボールが打ちやすい。

キャロウェイ:ELYTE X

ヘッドの奥行きがあり、ボールをつかまえやすい印象の顔になっている。ヘッド自体もドローバイアス設計で、スライスを矯正する効果も高い。高さも出しやすい。

ピン:G440 LST

MAXよりもスピンが少なく抑えられて、弾道が前に伸びてくれる 。程よくフェース開閉が使えるので、弾道コントロール性も備わっている。

ピン:G440 SFT

スクエアで叩けるイメージの顔だが、 打つとしっかりフェースが返ってボー ルがつ か まる 。フェースの 弾 きも強く、 高弾道でキャリーが出る。

ピン:G440 MAX

高MOIヘッドで安心して振れて、弾道が前に伸びてくれる 。程よくフェース開閉が使えるので、弾道コントロール性も備わっているれるヘッド。フェースの強い弾きで初速が出て、スピンも安定して適正値になるので、平均飛距離の底上げができる。

HONMA :TW767

高MOIのモデルで弾道安定性がトップクラス 。それでいて、構えやすい美顔、ソフトな打感、心地良い打音など、フィーリングも秀逸。

HONMA :TW767 LS

フェース向きをコントロールできる操作性があり、弾道特性は低スピンで重い。叩いても吹け上がりにくく、安定した距離が出せる。

HONMA :TW767 MAX

「MAX」という名だが、シリーズの中ではドローバイアス設計のつかまり重視モデル。安定してフェースが閉じて下りて、ミスヒットにも強い。

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