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ツアーを席巻中!! 『M2 フェアウェイウッド』の実力とは?

text by kazuhiro koyama

配信日時:2016年5月12日 10時18分

ツアーを席巻中! 『M2 フェアウェイウッド』の実力とは?

契約外の選手が続々と使用

 国内男子ツアー「中日クラウンズ」で、早々と今季2勝目をあげたキム・キョンテ。クラブのほとんどをタイトリストで固めているキョンテだが、今季はテーラーメイドの『M2 フェアウェイウッド』の3番を使用。ティーショットなどで多用し、好成績に結びつけている。

 キョンテだけではない、すでになんと30名を超えるプロが、3番ウッドを『M2』にスイッチし、試合で投入している。そのうちの多くは、テーラーメイド契約ではない、契約外の選手だ。キョンテのように他のメーカーの看板プロでさえ、3Wだけ『M2』を選んでいるという事実は、クラブの完成度の高さが伺える。

『M2 フェアウェイウッド』の人気は、国内だけにとどまらない。すでに海外のトッププレーヤーも続々と使用を開始している。ダスティン・ジョンソンのように、ドライバーとフェアウェイウッドの両方を『M2』にする選手もいるが、ジェイソン・デイのように、ドライバーは『M1』を使い、フェアウェイウッドのみ『M2』を使っている選手も少なくない。スプーンは『M2』という選手がグローバルで増えているのだ。

 テーラーメイドでも「ロケットボールズのヒット時を超える手応えを感じています」という。ご存知のように、ロケットボールズ、通称“RBZ”は、2012年に発売され、空前の大ヒットとなったクラブ。現在の低スピン3Wのさきがけとなったモデルだ。テーラーメイドの躍進を決定づけた、かつての大ヒットモデルとメーカーも状況を重ねる。
ツアー屈指の飛ばし屋 額賀辰徳のクラブセッティング

ツアー屈指の飛ばし屋 額賀辰徳のクラブセッティング

『M2 フェアウェイウッド』主な使用プロ(順不同)

キム・キョンテ
松村道央
永野竜太郎
額賀辰徳
高山忠洋
矢野東
プラヤド・マークセン
藤田寛之
尾崎将司
尾崎直道
室田淳

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