タイガー、三菱ケミカル『テンセイオレンジ』に。ミケルソンと7勝会談!?
PCM筒康博(以下、筒) 「えっ!!もうマトリックスやめちゃったんですか!?早っ!」
筆者 「そうなんですよ。マトリックスは、90gのプロトタイプだったと先日議論していたばっかりなのに…。ちょっと、『テンセイオレンジ』について、急遽議論する必要がありますね。平田さんにも、現地の様子やタイガーの状態について聞きたいなと」
Toshi HIRATA(以下、平田) 「こんにちは。アメリカでも、タイガーに熱狂していますよ。今日はミケルソンから声をかけて一緒に練習ラウンドをしていましたが、マスターズ計7勝の2人が仲良くコース攻略について話しながらラウンドするシーンがゴルフチャンネルでずっと放映されていました。今年はチケットが高騰していて、練習ラウンドのチケットも売り切れでは入れませんでしたよ。タイガーは後半のロング2つでイーグル2つを奪ってました。アイアンも高い球でビタッと止めてましたし、ドライバーもまずまずじゃないでしょうか」
筆者 「練習ラウンドとはいえ、ハーフで2イーグルですか…。仕上がってますね…」
筒 「あれ?ミケルソンとタイガーってそんなに仲が良かったでしたっけ?マスターズ7勝のレジェンドが協議すると、お互いにいい影響があるんですねェ〜」
平田 「まぁ、2人とも何十年も共にしてきた職場の同僚ですし、ベテランの域でシニアも近づいてくれば、ギラギラ感というより、戦友に近い存在になるでしょう。それに、お互いにリスペクトは当然あるでしょうし。お互いに復活を応援しあえるいい関係じゃないんですか」
マキロイは『テンセイオレンジ』で7ヤード増。タイガーは?
平田 「この三菱ケミカル『テンセイCK PRO』シリーズは、日本では手に入らないUSA仕様ですが、『ホワイト』は先端部分にボロン素材を使用した先端の剛性度の強いシャフトです。私たち(息子)もタイガーと同じテーラーメイド『M3 460』に『ホワイト』を入れて発売と同時に使用していますが、安定性においてはいま最もホットなシャフトだと感じますね。とにかくロースピンで飛びます」
筆者 「平田さん、前のドライバーは『M1440』✖『ツアーAD DI7-S』でしたよね?しかも、タイガーやマキロイと同じでヘッドは『M3 460』ですよね?さすがです」
筆者 「確かに、筒さんが言うとおり、『ホワイト』と『オレンジ』の差を見極めなきゃいけないですね。元々タイガーは『ホワイト』ユーザーですから」
平田 「そうですね。『ホワイト』も先端がかなりハードでロースピンなシャフトですが、『オレンジ』はさらにハードなシャフトといった印象ですね。トルクが『ホワイト』より少ないし、タングステンパウダーで先端の補強がさらに効いているようですから、タイガーは右へのプッシュアウトのミスがまず減ると思いますが…」
筆者 「左じゃなくて右?なぜ?もっと詳しく教えてください」