50本以上パターを買い替えてきたP筒は、「トルクバランス」のイーデルゴルフがエースパター
P筒 「どうぞ。ボクのエースパターはイーデルゴルフの『ブリック』です。これが1年前にエースになった理由は、ストローク中のフェース開閉を出来る限り少なくしたいからですね。先日もMASAの『レーザーコーチ』をタテ向きに使ったとおり、フェース面=方向性ですから、コレを絶対に崩したくないのが理由です。距離感は方向性が良くなると自然と落ち着くものだと思っています。でも、方向性の場合は、ラインや日によって見え方に狂いが生まれますよね。それをなるべく少なくするために、元々フェース向きがブレづらいものを選んでいるんですよ」
筆者 「筒さん、『トルクバランス』って、パターを置いたときにトゥが上に向くやつですよね?コレ、オデッセイの『トウ・アップ』とまったく同じじゃないですか!ちょっと、持ってきた『トウ・アップi』を打ってみてくださいよ」
筆者 「またパクリ発言…。PCMはお里が知れるというか、育ちが悪いなぁ〜」
P編 「一番育ちが悪いのは君だろ。その性格と口の悪さにはゴルフ業界全体が閉口してるんだからな。君の上司や同僚、妻子が不憫でならないよ」
筆者 「人格攻撃はやめてください。さもなければ無慈悲なスイッチを入れますよ?それともビール瓶がいい?カラオケのリモコン?」
P筒 「委員長、我々とディールしたいなら、恫喝だけはやめてください。試打自体をやめますよ?」
手元が動いてヘッド挙動と距離感がブレる=『ストローク・ラボi』。フェース開閉大で方向性がブレる=『トウ・アップi』
P編 「そうだね。どういう人が使うべきか?といえば、そういうことでいいと思う」
P筒 「しかし、パクったかどうかは別にして、オデッセイは本当にニッチなところにもちゃんと商品を作ってきますよね。普通のメーカーだったら考えられないことですよ。我々みたいにマニアック過ぎる人間が、自作で苦労して改造してきたものを完成品として市場に用意してくれるんだから。その辺の心意気は非常にありがたいですね。しかも、従来どおりのパターに慣れている人にはその他にも数多のブランドがありますし」
P編 「……。(正直、エースの2ボールに『マイクロヒンジ・インサート』を付け替えたい…)」
P筒 「……。(純回転は確かに入るけど、長岡さんの意見にだけは乗っかりたくない…)」
筆者 「なるほど、純回転がめちゃくちゃ入ると思い込んでいるのはボクだけか…。(チラッ)じゃあ、残念ですけど、今日はこの2機種は持って帰りますね。せっかく、お二人には合うと思ったんだけどなぁ〜。(チラッ)数百本もパターを買い替えた上に、改造までしまくってきて、行き着いた先のエースパターにそっくりだというのに、とても残念だなぁ〜(チラッ)お二人はいったいこれまでエースパターを見つけるのに何百万円かけてきたんだろうなぁ〜(チラッ)」
P編&P筒 「さ、撮影があるから置いていっていいよ!(長岡のいないところでじっくりテストしたい)」
筆者 「え、撮影はもう終わりましたよ?(チラッ)」
P編&P筒 「分かりました!純回転は確かにステキだし、魅力的です!もう少しテストさせてください。お願いします、委員長!」
筆者 「さすが、マニアックぅ〜。お互い、いいものは解剖しなきゃ気が済まない性分でしょ?最初から素直に言ってくださいよぉ〜。あ、言っときますけど、パクったらダメですよ!インサートの取り替えもダメですからね!」
P編&P筒 「ぐぬぬぬぬ…。(早く置いて帰れ!)」
Text/Mikiro Nagaoka
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