前代未聞の「モニター募集」プロトタイプ!
適合リストに載ったということは、試合で使えるということ。ALBA.net編集部は、この『NX PROTO』の適合リスト登録前から、その性能をチェックする機会に恵まれていた。そう、この未発表ドライバーは適合リスト登録前、プロが使用する前から「70名限定のアマチュアモニター募集」された前代未聞の存在なのだ。
▶▶▶葭葉ルミら女子プロが絶賛テスト中。話題のモニター募集1W『NX PROTO』をQPさんが打つと?
つまり、この時点で「HONMAの凄まじい自信作」という読みが成り立つ。そこで、同プロトタイプの性能を急遽QPさんにチェックしてもらったのだが、歴代HONMAドライバーを所有するQPさんも「HONMAさんの今までのドライバーで一番の初速」と話していた。や、やはり……。
もしや、初速を適合内に抑えるのに苦労した?
QPさんも言っていたが、HONMAといえば、工芸品のようなパーシモンに始まり、屈指の歴史と伝統を誇る日本の職人技を極めたメーカーだ。その伝統技のイメージを覆す、奇抜なクラウンやメカメカしいソールデザインが「革新性を感じるし、初速の出方が今までと違う」と驚いていた。
「このテクノロジーが何か性能的に繋がっているのでは?」とのQPさんの意見に、ALBA.net編集部も同意せざるを得なかった。
飛ばし女王の称号を葭葉ルミが取り戻す!?
「ボールが上がってキャリーが出てる感じです。もう少し調整したら今のエースより飛びそうです」(葭葉ルミ)
「顔が好きです。つかまりそうで構えやすい。初速が出ていそう」(林菜乃子)
「やわらかめで好きな打感です。ボールをコントロールしている感じがあります」(吉川桃)「インパクトにしっかり感があってパワーロスしていない感じがします。すぐ使いたい」(後藤未有)
「ぶ厚いインパクトの感じで初速が出てます。顔もつかまりそうで安心感ありますし、右ペラが一回も出ませんでした」(蛭田みな美)
QPさんの「つかまる。外ブラのモンスタークラブ(重心距離が長すぎて扱いづらい)とは違って、そこは日本のゴルファーの使いやすさを知るHONMAさんらしい」との意見と共通する。こうなると、ALBA.net編集部は葭葉ルミの飛ばし女王奪還に勝手に期待してしまう。
ここまでは「256.48ヤード」で、1位の穴井詩に約3.7ヤード差の2位につける葭葉。元祖・飛ばし女王の座を『NX PROTO』の投入で、奪還もあるのでは? 葭葉の他のHONMA勢に関しても、投入して飛距離アップするのか? ベールに包まれた前代未聞の『NX PROTO』の存在に、興味は尽きない。