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鹿又氏も太鼓判を押す完成度! 堀川未来夢が投入を即決した「TOUR B X」の実力とは?

ブリヂストンから新クラブ「TOUR Bシリーズ」が登場した。すでにテストをした堀川未来夢は、「すぐに試合で投入しようと決めました!」とその性能に惚れ込んでいた。また、クラブコーディネーターの鹿又芳典氏も「プロからアマチュアまで使えるモデル!」と太鼓判を押す。2人のインプレッションを聞いてみよう。 Photo/晴山順平、撮影協力/ブリヂストンゴルフガーデンTOKYO

配信日時:2020年9月10日 00時00分

ニューモデルをすでにテストした堀川は、前モデルに比べて1.2ⅿ/s以上速くなったという
ニューモデルをすでにテストした堀川は、前モデルに比べて1.2ⅿ/s以上速くなったという

前モデルと比べて明らかに初速が違います!

堀川 先日、テストをしたのですが、かなり良い感触でした。まず最初に感じたのは顔の良さ。これまでと雰囲気が変わり、丸顔のシェイプになっているのですが、非常に構えやすいですね。クセのないヘッド形状なので、ボクのようなドローヒッターでも、フェードヒッターでもスムーズに構えられるはずです。

もちろん、飛距離にも大満足。特に驚いたのは初速のスピード感です。前モデルを打った時と同じ感覚でインパクト後にボールを目で追おうとすると、自分の感覚よりも前に球が飛んでいます。実際、データを見ても初速は1.2m/s以上速くなっていました。トータル飛距離でも、300yを超える数字が何度も出ていましたし、テストしてすぐに試合で使いたいと思いました。

ねじれない球でキャリーを稼げる

「インパクトのフェース面通りに真っすぐボールが飛んでいく」とその性能を評価する堀川

「インパクトのフェース面通りに真っすぐボールが飛んでいく」とその性能を評価する堀川

堀川「ツアーB Xドライバー」の性能をひと言でいうと、“球がねじれず飛ぶ”ですね。今まで使用していたモデルでは、ボールを右に打ち出し、ドローをかけて飛ばしていたのですが、ニューモデルは直進性が非常に高い。インパクトのフェース面通りに球が飛んでくれるので、サイドスピンがかからず、素直な球筋でまっすぐ飛んでいきます。また、スピン量も適正にコントロールされている印象で、強い棒球でグングン飛んでいきます。だから前モデルよりもキャリーが伸び、トータル飛距離も伸びているんだと思います。

また、ミスヒットの許容性の高さも魅力のひとつ。トゥヒットしても、ヒールヒットしても、芯で打った時と同じような弾道になります。これだけ強い球になり、ミスの許容性が高いなら、試合でも頼もしい武器になってくれるはずです。

抜群の抜けの良さがあるアイアン「TOUR B 201CB」はインパクトゾーンが長くなる!

「ロングアイアンでもラクに球が上がり、上からピンを狙える」と堀川

「ロングアイアンでもラクに球が上がり、上からピンを狙える」と堀川

堀川「TOUR B 201CB」の第一印象は、今まで使っていたアイアンに比べ、見た目がシャープになったということ。実際にフェース長が短くなったのか、削り方でそう見えるのかは分かりませんが、芝の抵抗が非常に少なく、気持ちよく振り抜けます。突っかかる感じがないので、インパクトゾーンが長くなり、球を押している感覚が強くなりました。

また、高い球がラクに打てるようになったのもニューモデルの魅力です。特にロングアイアンになるほど、上がりやすさを感じます。このクラブなら、5Iや6Iでも上からピンを狙うショットが打てそうですね。ドライバー「TOUR B X」と同様、「TOUR B 201CB」もすぐにスイッチすることを決断しました。

ドライバー、アイアン3モデルともに、完成度の高いモデルです!

アイアン3モデルはそれぞれに特徴があり、「どんなゴルファーでも気に入るモデルが見つかるはず」と鹿又氏

アイアン3モデルはそれぞれに特徴があり、「どんなゴルファーでも気に入るモデルが見つかるはず」と鹿又氏

鹿又 ドライバーは、今どきの丸顔に形状を一新。すわりもよく、非常に構えやすいモデルです。堀川プロも言っていたように、初速が非常に速いですね。嬉しいのは、弾道調整機能がついていること。ソール部後方に5つのウエイトポートが搭載され、プレーヤーは自分のスイングに合わせて弾道を調整できます。

アイアンも3モデルもそれぞれ特徴があり、どのモデルも完成度が高いです。マッスルバックの「TOUR B 200MB」は、見た目のカッコよさが際立つ逸品。数量限定。インパクトゾーンでのソールの当たり感もいいし、抜け感の良さもある玄人好みのモデルです。堀川プロが使用する「TOUR B 201CB」は、番手ごとに構造を変えています。キャビティバックのモデルですが、球が上がりにくくなるロングアイアンはポケット構造とし、球の上がりやすさを確保しています。一方、ポケットキャビティの「TOUR B 202 CBP」は心地よい弾き感が得られるモデル。オートマチックにキレイな弾道で飛ばせるので、幅広い人がストレスなく使用できるはずです。

“たわみ”をコントロールしているのはBSだけ!

インパクトで大きくヘッドをたわませる「ハニカムストリング」をはじめ、「パワースリット」や「パワーミーリング」など、ドライバーにはテクノロジーが満載だ

インパクトで大きくヘッドをたわませる「ハニカムストリング」をはじめ、「パワースリット」や「パワーミーリング」など、ドライバーにはテクノロジーが満載だ

鹿又 堀川プロも私も感じたドライバーの“初速の速さ”は、クラウンに組み込まれた「ハニカムストリング」が大きく影響しています。トゥヒール方向に高く、フェースバック方向に低い剛性差をつけることで、クラウンのねじれを抑制。インパクト時のたわみの復元力をアップさせ、飛距離方向に強く弾き飛ばします。この“たわみ”のテクノロジーは各社が採用していますが、たわみ方をコントロールしているのはBSさんだけではないでしょうか。例えば、「JGR」では打ち出しが高くなるようなたわみ方をさせ、今回の「TOUR B X」では前方向に弾き飛ばすよう設計しているのです。

他にも、フェース下部の内側に「SP-COR(サスペンションコア)」を設置しているのもポイント。CT値を最適にコントロールし、高初速エリアを拡大しています。堀川プロが「ミスに強い」と感じたのはこのテクノロジーが影響していると考えられます。さまざまなテクノロジーを採用し、飛距離、やさしさを進化させた新「TOUR Bシリーズ」は、プロだけでなくアマチュアゴルファーにも頼もしい武器になるはずです。

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