思い切ったボール変更の決断!ドライバーで7〜8ヤード飛距離アップ
転機となったのは『ダンロップ・スリクソン福島オープン』だ。BRIDGESTONE GOLFの新シリーズ『TOUR Bアイアン』のテストが開始された週だが、新アイアンとともにボールも合わせて数値計測を行ったところ、飛距離性能の高さを確信。ツアーのなかでも“飛ばない部類”に入り、方向性を重視する片岡にとって変更は必然だった。
「今季に入ってからも、どちらを選択するか悩んでいる部分がありました。グリーン周りのフィーリングを大事にしていたため『TOUR B330S』を使用していましたが、同時に『TOUR B330X』の感触も徐々に良くなっていった。飛距離増はドライバーで7〜8ヤード。もちろん『TOUR B330S』のほうがスピン性能は高いですが、『TOUR B330X』もグリーンでしっかりボールを止められる性能があると感じたことで、思い切って変更したのだと思います」とは、これまでの経緯を見てきたブリヂストンスポーツのレップ。プロとしてはリスクも伴うはずのボール変更だが、その性能を信じることで結果にしてみせた。