<TOTOジャパンクラシック 初日◇2日◇太平洋クラブ 美野里コース(茨城県)◇6598ヤード・パー72>
日本で唯一開催される米国女子ツアー「TOTOジャパンクラシック」、今年の舞台は太平洋クラブ美野里コースだ。前回このコースで行われた2020年は3日間で申ジエが19アンダーに到達しており、大西翔太も「伸ばし合いになりそう」と展望。そんな中、米国女子ツアーを見据える原英莉花はじめ、オデッセイの“AIパター”のテストが今週加速。担当者に詳しく聞いた。
まずは、原英莉花。白いフェースの『Ai-ONE ROSSIEクランクチューブ』をテストした。「原プロは『ミスヒットに強くてAIを感じるし、初速がかなり速く感じる。黒でカッコイイけど、グリーン上では黒がハッキリし過ぎて少し方向が気になる』との反応でした。感触は良かったものの、現在のエース『WHITE HOT OG ROSSIEクランクチューブ』の方が今週は合うのかもしれません」(同社担当者)
続いて笹生優花は、銅色フェースの『Ai-ONE MILLED 3T DB』をテストした。「今週プロアマの9ホールで『3T DB』1本でテストしてもらいましたが、『打感が柔らかいのに初速が速いし、ロングパットの距離感も良かった』とかなり好印象で、今週から使用する可能性がありそうです。当日の『朝のグリーン次第で決める』そう」(同)そして、今朝から『Ai-ONE MILLED 3T DB』を実戦投入している。
今年『TRI-BEAM DB』にエースパターを変更して好調の上田桃子は、エースと同スペックの『Ai-ONEプロトタイプ』と、リクエストされた中尺グリップの入ったモノをテスト。「ホワイトホットインサートに慣れている上田プロは『やさしさは感じるが少し打感が硬く初速が速く感じるので、グリーンが荒れた場面で良さそう』との反応でした」。
また、中尺グリップに関しては「米国女子ツアーで最近目立つ中尺グリップが気になり、コーチの辻村氏と話して『短く持ててカウンターバランスになり良いかも』となったそう。こちらも同じ『Ai-ONEプロトタイプ』で35㌅ですが、『スライスラインで振り遅れて右に行く嫌なミスが、短く持てる分カウンターになり振り遅れのミスが減る』と、感触は良さそうです」(同)
先週の2日目に『Ai-ONE #7S』を投入した西村優菜についてはこう話す。「西村プロは『現在使用するパターVERSA #7Sと比べると少し大きいせいか重く感じた』と話していて、『グリップを少し太くしてみたい』と今週要望がありました。元々使用するグリップより今回の『SuperStroke PISTOL GT 1.0』は約10g重くなるので、少しカウンターバランスで緩和する意図ですね」(同)
最後に、マスターズGCレディスから『Ai-ONE ROSSIE S』を使用する西郷真央について。
「西郷プロは『しっかり転がってくれる分、振り幅が小さくなってゆっくりと転がって距離間が合わせやすい。小さい振り幅でいけるので方向性の安定感が増す感じがする』と気に入ってくれていて、今週も使用予定ですね」(同)
伸ばし合い対策!? オデッセイの“AIパター”のテストが加速。笹生優花は即投入!
今週日本で開催される米国女子ツアー「TOTOジャパンクラシック」に関する、オデッセイのツアーレポート。
配信日時:2023年11月2日 10時46分
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