ロマン派ゴルフ作家語る
『SUPER SELECT SQUAREBACK 2 パター』は、アドレスビューでシビれました。
『SUPER SELECT NEWPORT 2 パター』の遺伝子を継承しつつ、よく見るとフェース長を少し短くしてあるのです。芸が細かいというか、わかっているというか、これが『SUPER SELECT SQUAREBACK 2 パター』は、大きいヘッドなのに、シャープに使える要因になっているのです。
転がりすぎを考えずに、積極的なパッティングをしたいゴルファーに、『SUPER SELECT SQUAREBACK 2 パター』はオススメです。
ブレードのパターの良いところと、コンパクトなマレットの良いところを融合させて、四角の中に詰め込んだのが、『SUPER SELECT SQUAREBACK 2 パター』です。
過去にも何種類かの『SQUAREBACK パター』を試打しましたが、今までのパターと比較して、ミスヒットへのやさしさという意味では最も優れていて、構えたときに集中しやすいという分野でも一番です。
『NEWPORT 2 パター』ファンで、今まで愛器として使ってきて、大きい不満はないけれど、少しだけキツいときがあるというゴルファーが、『SUPER SELECT SQUAREBACK 2 パター』に替えれば、平均スコアのアップに貢献できるというシーンを想像しました。
『NEWPORT 2』の系譜の最も進化した先端にあるのが『SUPER SELECT SQUAREBACK 2 パター』です。
今回、試打の際に両者を同じグリーンで打ち比べてみて、ビックリしました。
構えた感じは、ほぼ同じベクトルにあるのですが、打ってみると全く違うからです。『SUPER SELECT NEWPORT 2 パター』は、インゴット感というか、混じりけのない塊感が強く、それが敏感さになって良いのです。『SUPER SELECT SQUAREBACK 2 パター』は、中空感があり、それが複数のやさしさに繋がっています。
何をパターの優秀さとカウントするかは、ゴルファーの数だけ基準がありますが、『SUPER SELECT SQUAREBACK 2 パター』は、スコアを縮めるために生まれてきたのだと、試打ラウンドで確信しました。
試打クラブスペック
『SUPER SELECT SQUAREBACK 2 パター』
ヘッド素材 303ステンレススチール + 6061アルミニウム（ソール）
ロフト 3.5度
ライ角 70度
長さ 34インチ （33インチ、35インチもあり）
