2023年に2勝を挙げながら、24年はシード落ちを喫していた菅沼菜々がツアー3勝目を飾った。QTランキング102位で迎えた今シーズンは、男子ツアーに参戦するなど新たな試みを行っており、「いつもとは違ったセッティングでプレーしたことで、いいリフレッシュができたのではないでしょか」と話すのはプロコーチの南秀樹だ。
今年もハイレベルな戦いが繰り広げられる女子プロの世界。国内ではプロ2年目の菅楓華やルーキーの中村心が頭角を現すなかで、工藤遥加や穴井詩といった30代の選手も優勝を果たした。米国女子ツアーでは竹田麗央がルーキーVを達成するなど、まさに群雄割拠だ。そんな女子プロの中で“完成度が高い”スイングをしているのは一体誰なのか? プロコーチの南秀樹が考えるトップ10を紹介。
早熟の天才だったセベ・バレステロスは自在にボールを曲げるショットで世界中のゴルファーを熱狂させた。リリースの感覚が天才的だったからこそ多彩なショットを打ち分けることができた。彼のスイングを、プロコーチである奥嶋誠昭が解説する。
西郷真央が米ツアーでの初優勝をメジャーの舞台で飾ってみせた。日本勢5人目となる快挙にプロコーチの南秀樹は、「最終日は納得のいくゴルフではなかったかもしれませんが、メジャーの舞台で、最後まで自分のプレーをする姿は本当に素晴らしい」と、日本選手のレベルの高さを改めて感じているという。
2011年「三井住友VISA太平洋マスターズ」にて史上3人目のアマチュア優勝を果たした松山英樹。東北福祉大学2年生当時のスイングを「線が細くても飛距離が出るように見える」と分析するのはプロコーチの平尾貴幸氏。アマチュアながらプロに負けない飛距離を実現していた理由とは?
2011年「三井住友VISA太平洋マスターズ」にて史上3人目のアマチュア優勝を果たし、13年プロ転向初年度で賞金王に。そして21年には日本人、アジア人として初めて「マスターズ」を制した松山英樹。そのスイングはどのように変化してきたのか? プロコーチ平尾貴幸が解説する。
国内女子ツアーは3月から2025年シーズンがはじまり、ルーキーからベテランまで、さまざまな選手が活躍している。今季も見どころ満載だ。実際にロープ内で戦う選手たちにドライバーショットからパッティングまで、うまいと思う選手を挙げてもらった。プロが選ぶ最高の選手はいったい誰なのか。今回は昨年の年間女王の竹田麗央に聞いた。
スイング理論は進化したといわれているが、時代を彩ってきたレジェンドたちのスイングは、今見ても全く色褪せていない。むしろ、重くて難しいクラブを使いこなす技術には、ボールを正確に遠くに飛ばすための秘訣が詰まっていた! 今回は、1977年に日本人として初めて海外メジャー「全米女子プロゴルフ選手権」を制した樋口久子のスイングをプロコーチの森守洋氏が解説。変則的に見えるが「理にかなったスイングです」という。
強烈なオーバースイングだが、アドレスでは超フックグリップに握り圧倒的な飛距離を見せたジョン・デーリー。ダウンスイングではフェースを少し開きながらスクエアに戻す。メジャーを制した彼のスイングを、プロコーチである奥嶋誠昭が解説する。
スイング理論は進化したといわれているが、時代を彩ってきたレジェンドたちのスイングは、今見ても全く色褪せていない。むしろ、重くて難しいクラブを使いこなす技術には、ボールを正確に遠くに飛ばすための秘訣が詰まっていた! 今回は、男子プロに匹敵する飛距離を武器に世界で活躍した岡本綾子のスイングを、プロコーチの森守洋氏が解説。一体なぜ飛ばしと方向性の両立ができたのか?
悲願の初優勝を挙げた佐久間朱莉。その勝利を「昨季のスタッツから見ても実力は十分。勝つためには実力と共に、少しの運も必要。やっと順番が回ってきた」とプロコーチの南秀樹は振り返る。昨季はメルセデス・ランキング8位で、ショットデータを見てもトータルドライビングが2位、パーオン率5位、パーオンホールの平均パット数は11位という成績を残していた。「飛んで曲がらないし、どこからでも乗せてくる。かといってパットが下手なわけじゃない」と、この勝利をきっかけにさらなる活躍が期待できるという。
スイング理論は進化したといわれているが、時代を彩ってきたレジェンドたちのスイングは、今見ても全く色褪せていない。むしろ、重くて難しいクラブを使いこなす技術には、ボールを正確に遠くに飛ばすための秘訣が詰まっていた! 今回は、2001年の「マスターズ」で4位に輝くなどの成績を収め、『キング・オブ・スイング』と称された伊澤利光のスイングを、プロコーチの森守洋氏が解説する。
国内女子ツアーは3月から2025年シーズンがはじまり、ルーキーからベテランまで、さまざまな選手が活躍している。今季も見どころ満載だが、気になるのは年間女王争いに誰が加わるのか。実際にロープ内で戦う選手たちにドライバーショットからパッティングまで、うまいと思う選手を挙げてもらった。プロが選ぶ最高の選手はいったい誰なのか。観戦する上でも参考になりそうだ。今回は河本結に聞いた。
「マスターズ」で初優勝を飾り、2000年のタイガー・ウッズ(米国)以来、史上6人目のキャリアグランドスラムを達成したローリー・マキロイ(北アイルランド)。プロコーチの南秀樹は、マキロイのスイングに変化があったと指摘する。一体どこが変わったのか?
80歳を越えた今でも元気なゲーリー・プレーヤー。現役時代は下半身を正面に向けたまま上半身を思い切り捻転させて、軸がブレない効率的なスイングで飛ばしていた。キャリアグランドスラムも達成した彼のスイングを、プロコーチである奥嶋誠昭が解説する。
メジャー18勝を誇る帝王ジャック・ニクラス(米国)。4大メジャー大会をそれぞれ3度以上制したトリプルグランドスラムも達成している。そんなニクラスのスイングには現代にも通じるシャットフェースの動きがあった。そんな彼のスイングを、プロコーチである奥嶋誠昭が解説する。
「マスターズ」で初優勝を飾り、2000年のタイガー・ウッズ(米国)以来、史上6人目のキャリアグランドスラムを達成したローリー・マキロイ(北アイルランド)。プロコーチの南秀樹は最新クラブとの相性も良いスイングで、飛んで曲がらない理想だという。
「富士フイルム・スタジオアリス女子オープン」にて、3人によるプレーオフを制し、昨年9月の初優勝に続く2勝目を飾った安田祐香。勝利を呼び込んだのは、プレーオフ4ホール目のフェアウェイバンカーからのセカンドショット。雨で水が浮き、アゴも近く、ピンまでは174ヤードとタフなショットだったが、5Uでピン奥3メートルにつけた。そのショットをはじめ、今季の安田のスイングから去年よりも大きな変化が見られるというのはプロコーチの南秀樹だ。
マスターズで2度の優勝に輝いたベルンハルト・ランガー(ドイツ)だが、「コースが長くなり過ぎた」と今年限りでマスターズからの引退を表明。ただ、初日は1バーディ・3ボギーの「74」で51位タイと“鉄人”っぷりを見せている。そんなランガーの1993年、2度目のマスターズを制したときのスイングを見ると現代でも参考になるポイントがあった。プロコーチ奥嶋誠昭氏が解説する。
ついに開幕した国内男子ツアー。昨年のドライビングディスタンスで2位と10ヤード以上の差をつける319.25ヤードを記録した“日本一の飛ばし屋”河本力は、なぜあれほどに飛ばせるのか。臼井麗華のコーチを務める柳橋章徳氏に聞いた。
国内男子ツアー開幕戦「東建ホームメイトカップ」が4月10日(木)に始まる。2度の賞金王に輝き、2023年大会のチャンピオンである今平周吾。「彼のスイングは理想的です」と話すのは臼井麗華のコーチを務める柳橋章徳氏だ。一体、どこが理想的だというのか解説してもらった。
「ヤマハレディースオープン葛城」で、穴井詩がプレーオフを制して2年ぶりに通算6勝目を飾った。今季は開幕戦を15位で終えると、2戦目ではトップ10入りするなど、好調をキープ。その要因について、穴井のコーチを務める石井雄二と親交のあるプロコーチの南秀樹は「意識改革があった」という。
1990年代後半、タイガー・ウッズ(米国)はゴルフ界を変えた。躍動感溢れるスイングで1997年には最年少でマスターズ制覇。同年のスイングを分析するとタイガーが飛ばせる秘密が分かった。プロコーチである奥嶋誠昭が解説する。
国内男子ツアーが4月10日(木)にいよいよ開幕する。昨季2勝を挙げ、通算20勝に到達した石川遼は「スイングを良くできてコンプレックスはなくせている状態。スイングにもクラブにも不満はない」と昨年末の取材で明かしている。そんな石川のスイングを臼井麗香のコーチを務める柳橋章徳氏に解説してもらった。
スイング理論は進化したといわれているが、時代を彩ってきたレジェンドたちのスイングは、今見ても全く色褪せていない。むしろ、重くて難しいクラブを使いこなす技術には、ボールを正確に遠くに飛ばすための秘訣が詰まっていた! 今回は、尾崎3兄弟の末弟、“ジョー”こと尾崎直道のスイングを、プロコーチの森守洋氏が解説する。