PGAツアー
米国男子
マスターズ
タイガー・ウッズはマスターズ自己ワーストの『82』で失速 「間違った方向に進んでしまった」
タイガー・ウッズが26回目の出場で自身初の80台を叩くという苦しい一日に…。「マスターズ」は第3ラウンドが進行中だ。
配信日時: 2024年4月13日 23時16分
Round 3 | ||
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順位 | Sc | PLAYER |
1 | -7 | スコッティ・シェフラー |
2 | -6 | コリン・モリカワ |
3 | -5 | マックス・ホーマ |
4 | -4 | ルドビグ・オーバーグ |
5 | -3 | ブライソン・デシャンボー |
6 | -2 | ニコライ・ホイガード |
6 | -2 | ザンダー・シャウフェレ |
6 | -2 | キャメロン・デービス |
9 | -1 | キャメロン・ヤング |
9 | -1 | キャメロン・スミス |
<マスターズ 3日目◇13日◇オーガスタ・ナショナルGC(米ジョージア州)◇7555ヤード・パー72>
トータル1オーバー・22位タイで決勝ラウンドに進み、「勝つチャンスがある」と意気込んでいたタイガー・ウッズ(米国)だったが、3日目は屈辱の一日になってしまった。
「パッティングの調子が悪かったし、ウォームアップもあまりうまくいかなかった。打ってはいけない場所ばかりにボールを打ってしまった」。そう振り返る表情は疲れ切っている。初日29回、2日目27回だったパット数が、この日は34回に。さらに2日続けて11回だったフェアウェイキープ数も、14ホール中5回(35.7%)と、大きく数値を落としてしまった。
5番、13番ではバーディも奪ったが、7、8番では連続ダブルボギーも。14番からの4連続など、ボギーは8個も記録し「82」で失速した。ウッズがマスターズで80台を叩くのは、26度目の出場で今回が初めてのことだ。
インフルエンザで途中棄権した2月の米国男子ツアー「ジェネシス招待」以来となる試合で、試合勘も戻り切っていなかった。「あまり試合に出ていなかったし、プレーもしていなかった。5番でパットを決めても、6番ではすぐに3パット。すべてが間違った方向に進んでしまった」。終わったときにはスコアはトータル11オーバーまで落ちていた。
前日には連続予選通過記録(出場試合)を『24』に伸ばし、歴代1位の座に躍り出ていた。第1ラウンドがサスペンデッドになり、2日目には23ホールをプレーしたが、その疲労の影響も否定はしない。「きょうは長い夜になりそうだ」。今後に向けても、残る18ホールでこの嫌なイメージを払拭したい。(文・間宮輝憲)