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5試合で“スピード解散” コリン・モリカワがまたもキャディと決別「真のパートナーを…」

コリン・モリカワがまたもキャディと袂を分かつことになった。

所属 ライター
武川 玲子 / Reiko Takekawa

配信日時:2025年6月26日 12時09分

<ロケット・クラシック 事前情報◇25日◇デトロイトGC(ミシガン州)◇7370ヤード・パー72>

今年5月に長年の相棒と袂を分かったコリン・モリカワ(米国)が、再びキャディとのタッグを解消した。

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長年ともに戦ってきたJJ・ジャコバック氏とのコンビを解消。後任には、マックス・ホーマ(米国)のキャディを務めていたジョー・グレイナー氏を迎えた。しかし、その新タッグもわずか5試合で終了となった。

「ロケット・クラシック」の開幕前日、モリカワはこう語った。「二人とも素晴らしいキャディだけど、だからといって、必ずしもチームでうまくいくとは限らない。僕はJJと1試合を除いてずっと一緒だったから、すっかり彼とのチームに慣れてしまっていた」。

さらに、「JJはすばらしいキャディだった。彼と離れてからは、違う道を見つけるのがまず第一だった。なぜなら、僕はJJしか知らなかったから」と、パートナーとの別れを改めて振り返った。

ジャコバック氏は現在、マイケル・トルビョンセン(米国)のフルタイムキャディを務めている。一方でトルビョンセンの元キャディ、ランス・ベネット氏は、今はホーマのキャディに。キャディ界でも複雑な“人間模様”が広がっている。

モリカワの最後の勝利は、2023年「ZOZOチャンピオンシップ」。今シーズン序盤は2位を2度記録したものの、直近8試合ではトップ10入りがない。後任のキャディは決まっておらず、今週のロケット・クラシックでは大学時代のチームメートと急きょペアを組んで臨む。

「今は再び真のパートナーを見つけるための過程。そのときが来たら、みんなに知らせるよ」。モリカワの旅はまだまだ続きそうだ。(文・武川玲子=米国在住)

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