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これが全英の影響力! 鉄道の線路が“封鎖”!? 大会を支える街のバックアップにも注目

全英オープンが開催される地では、街ぐるみでこんなバックアップが。規模が違います。

所属 ALBA Net編集部
笠井 あかり / Akari Kasai

配信日時:2023年7月19日 12時00分

<全英オープン 事前情報◇18日◇ロイヤル・リバプールGC(イングランド)◇7383ヤード・パー71>

今大会の舞台となるのは、イングランドのリバプールに位置するロイヤル・リバプールGC。その地名から“ホイレイク”の愛称がついているが、ここには過去最高となる26万人のギャラリーが訪れると予想されている。

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そして同コースで13回目の開催を迎える世界最古のトーナメントによって、街は完全に“全英仕様”になっている。道路の交通規制は当然といわんばかりだが、それだけではない。なんと、陸の便・鉄道にも影響を与えている。

リバプールの街を走る鉄道『マージ―レイル』は、市内中心部からホアレイク駅へと続いている。このホアレイク駅は今大会の最寄り駅で、多くのギャラリーだけでなく関係者も利用。コースに足を運ぶため、欠かせない交通機関として働いている。

通常は30分に1本程度の運行だというが、トーナメント期間中はダイヤが短縮されて10分に1本。リバプール発の始発列車も早朝5時32分発に設定され、全英対応策がとられている。

また、ドライビングレンジがコースの外に設置されたことでさらに大きな影響が。コースから簡単に移動ができるように途中に走る線路が“封鎖”され、歩道へと変身。ホイレーク駅から終点のウェストカービー駅までのひと駅が走行不可となり、その区間の利用者には無料の鉄道振替バスが用意されているという。

地元住民いわく、通勤などで普段ウェストカービー駅をつかう人も少なくはないというが…。不便の理由が“全英”となれば、大きな不満は聞こえてこないらしい。9年ぶりにリバプールに戻ってきたビッグトーナメントに、街も大盛り上がりになっていることは間違いなさそうだ。

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