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全米では初の“知っている”コース 松山英樹「メジャーで2回目のルーティンに入った」

海外メジャー第3戦の「全米オープン」がまもなく開幕する。松山英樹は2度目のパーインハーストに挑む。

所属 ALBA Net編集部
笠井 あかり / Akari Kasai

配信日時:2024年6月13日 07時15分

<全米オープン 事前情報◇12日◇パインハースト・リゾートNo.2(米ノースカロライナ州)◇7548ヤード・パー70>

難関とも言われるパインハーストNo.2で「全米オープン」が開催されるのは、2014年以来10年ぶりで4回目。日本勢は6人出場するが、その14年大会を知るのは、松山英樹、ただ一人だ。

バルハラCCで開催された今年の「全米プロゴルフ選手権」、そしてリバプールで行われた昨年の「全英オープン」も、そのコースに10年ぶりに戻ってきた。コースが毎年違うメジャー大会で、2回目を迎えることも増えてきた。「メジャーで2回目のルーティンに入った。知っているコースを回れてアドバンテージになる。これからも増えていくと思うので、そういうチャンスを生かしていけるようにしたい」。この世界一決定戦は12年連続12回目の出場。35位で終わった10年前の経験を生かし、メジャー2勝目を狙っていく。

前回と比べ、グリーンはベント芝からバミューダ芝に張り替えられ、フェアウェイ両サイドのネイティブエリアにはワイヤーグラスが植えられた。「前回もそんなイメージだった。(ワイヤーグラスは)増えたのかなとかはあるけれど砂地は変わらない。みんなが変わっているというほどは変わっていない」とコースの印象を語る。グリーン奥の様子にはいくつか変化を感じたが、「やっぱりタフ」ととらえている。

「ティショットとグリーン周り」をキーポイントに挙げるなか、グリーン周りのチェックでは、通常は2本のウェッジで確認するが、ここでは52、56、60度のウェッジに加えてピッチングウェッジも持った。クラブの抜けが良くないと言われるバミューダ芝と亀の甲羅のようなアンジュレーションの強いグリーンに対して、その4本のクラブとパターを何度も持ち替えながら、イメージを膨らませていく。

10年前は「メモリアル・トーナメント」で米ツアー初優勝を遂げてこの地に乗り込んだ。そこから通算9勝を飾り、21年には「マスターズ」を制してメジャーチャンピオンに輝いた。今週もジョーダン・スピース(米国)らとの注目組でプレーする。

「グリーンがそんなに硬くなっていないといっても、ティショットがフェアウェイにいかないと乗らないし、チャンスというものはほぼないと思う。どれくらい耐えられるか」。難関と対峙しながら、自身2度目のパインハーストを攻略する。(文・笠井あかり)

《無料生中継》「全米オープン」BS松竹東急 6月14日(金)~6月17日(月)

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