「キャディとの読みが合致した。ラック(幸運)も少しあった」
最終日は2位に2打差の単独首位でスタートしたが、10番でトリプルボギー、16番で池につかまり、2位へ後退。だが諦めず、淡々とプレーしていたら、プレーオフに突入し、最後はカントレーが3パットのボギーを喫し、パーを拾ったナが勝利した。
そのガッツポーズを眺めながら、アレックくんは、きっと大きな声でリポートの練習をしていたことだろう。
「ケビン・ナ、ウイニングパットを沈めました! 今大会2勝目、通算4勝目。プレーオフで敗北続きだったナが、ついにプレーオフを制して勝利しました!」
文・舩越園子(ゴルフジャーナリスト)