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勝者の涙の背後にあった悔しさ、努力、社会への貢献【舩越園子コラム】

勝者の涙の背後にあった悔しさ、努力、社会への貢献【舩越園子コラム】

配信日時:2019年10月7日 12時14分

ラスベガスで開催された「シュライナーズ・ホスピタル・フォー・チルドレン・オープン」は、2011年大会覇者のケビン・ナが、17年大会覇者のパトリック・キャントレーとのプレーオフを2ホール目で制し、米ツアー通算4勝目を挙げた。

松山英樹のドライバーショット【連続写真】

ナに対する人々の声援が一際大きかったのは、この地を「ホーム(故郷)」と呼ぶナが、日頃から地元社会に献身的に尽くしてきたからだろう。ラスベガスに本拠を置く小児病院が冠スポンサーを務める今大会で米ツアー初優勝を挙げたナは、傷病と向き合う子供たちを率先して励ましてきた。

今年も練習グリーン際で車椅子に座る少年と語り合うナの姿があった。骨形成不全症という難病と闘っている17歳のアレックくんが、スポーツ・リポーターになることを目指していると知ったナは、アレックくんに夢を体感してもらおうと工夫を凝らしていた。

「アレック、キミにプレゼントを持ってきたよ。これは、僕の特徴的な動きである”ザ・ウォーク・イット・イン”をデザインしたTシャツなんだ」

パットを打った途端にカップ方向へ歩み出し、カップインとほぼ同時ぐらいのタイミングですぐさまボールを拾い上げる近年のナのユニークな動きは、いつぞやタイガー・ウッズも苦笑しながらマネしていたほど選手やファンに知れ渡っている。

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