スタンドにあがると、まだ最終組までは推定1時間30分以上あるのに、すでに盛り上がりまくってます。18番グリーンに選手が来るたびに温かい拍手の嵐と、それにキャップを取って応える選手たち。これです! これが見たかったんです! 正直、外はかなりの寒さでした。でも、そんなのも気にならないくらい、次々とラストプレーをする選たちの姿に見とれてしまいます。
ギャラリースタンドはすし詰め状態【写真】
そうこうしているうちに、最終組のシェーン・ローリー(アイルランド)、トミー・フリートウッド(イングランド)組がセカンド地点から歩いてきました。この時、海外でよくみる、コースにギャラリーがド〜ッと流れ込んでくる光景を間近で見ることにも成功! 6打差と、すでにローリーの優勝が決定的な状況で、スタンド、さらに後方にいるギャラリーのなかにはアイルランドの国旗を掲げる人の姿も見えます。
すると……「オーレーオレオレオレ! ローリー! ローリー!」の大合唱がスタート! テレビで見ていた方は分かると思いますが、リズムはJリーグが創設した1993年にむちゃくちゃ流行った「WE ARE THE CHAMP」に聞こえます。そのコーラスのなか、ふとグリーンを見ると、一瞬フリートウッドがラモス瑠偉に見えた気がしました。
ついに!栄光の瞬間、数秒前!【写真】