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「ほめて伸ばしてもらいました(笑)」 “四姉妹の末っ子”橋添穂をやる気にさせる家族の応援

「ほめて伸ばしてもらいました(笑)」 “四姉妹の末っ子”橋添穂をやる気にさせる家族の応援

所属 ALBA Net編集部
間宮 輝憲 / Terunori Mamiya

配信日時:2021年6月24日 17時39分

ほめられてスクスク育った“末っ子”が合格まであと一歩まで迫った(代表撮影)
ほめられてスクスク育った“末っ子”が合格まであと一歩まで迫った(代表撮影)
<JLPGA最終プロテスト 3日目◇24日◇静ヒルズカントリークラブ(茨城県)◇6337ヤード・パー72>

父、そして3人の姉の応援を受け、橋添穂(はしぞえ・みのり)がトップ合格も見える位置で最終日に臨む。トータル11アンダーで3日目を終え、首位の佐久間朱莉と2打差の2位タイ。自身2度目の受験で、合格まであと一歩という位置まで来た。

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ピンチの後にチャンスあり。1つのガッツパーをきっかけに流れに乗った。冷や汗をかいたのは、1つ伸ばして迎えた8番パー3だった。ここのティショットがグリーン左バンカーのあごのうえに落ちると、足だけ砂のなかという状態に加え、「石もはさまって、ライも悪かった」という12ヤードのアプローチを残した。さらに、その2打目は5メートルと寄せきれず。ボギーのピンチが訪れた。

しかしその後のパーパットでこれをねじ込むと、続く9番パー5では、3打目が50センチにつくナイスショットになり、楽々バーディを奪うことができた。後半も1つ伸ばして、「69」でフィニッシュ。ラウンド後には「あれ(8番のパーパット)が入ってくれたおかげで、パットのタッチに自信がもてました」と、殊勲の一打に挙げた。

今回のプロテストには、シニアプロの父・橋添純司が帯同する。前日は「65」とビッグスコアを出し、一気に“合格圏内”まで浮上したが、「3日目からはピン位置も難しくなるし、ラフも長くなる。欲張らずに」というアドバイスをもらい、気持ちが引き締まった。念願だったプロの扉が開きかけているが、「明日もどうなるか分からない。調整して、アンダーパーで回れるように」と決して油断はせず、着実に歩みを進めていく。

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