ALBA Net  ゴルフ
ALBA Net  ゴルフ
注目!
ツアー情報

稲見萌寧に“ポアナの洗礼”「グリーンスピードに対応しきれていない」

稲見萌寧は初日イーブンパー。後半にグリーンで苦戦し、反省を口にした。

所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net

配信日時:2024年3月22日 14時00分

<ファーヒルズ朴セリ選手権 初日◇21日◇パロス・ベルデスGC(カリフォルニア州)◇6447ヤード・パー71>

グリーン上で首を傾げ、ため息がもれる一日になった。稲見萌寧は1イーグル・3バーディ・3ボギー・1ダブルボギーの「71」でイーブンパーにまとめたが、気まぐれなポアナ芝に苦戦。「跳ねる跳ねないは特に気にならなかったけれど、傾斜に対してのグリーンスピードに対応しきれていない」と、30パットだったパッティングに不満を残した。

音を聞いてみよう! 稲見萌寧の“インパクトバッグ”ドリル【動画】

2番でボギーが先に来たが、続く3番パー4では残り93ヤードから52度ウェッジでの2打目が直接カップに吸い込まれた。「ピンに当たった音は聞こえたけど結果は分からなくて、そしたらギャラリーさんが教えてくれた」というショットインイーグル。そこから「だいぶ楽になって流れが良くなってくれた」と、さらに3つのバーディを記録して折り返す。

だが午前7時55分のスタートから、後半に入って日が高くなると、グリーン上の“表情”が変わった。「全選手が言う『午前と午後は芝の伸びが違う』というのがこういうことなのかなと実感した」。芝が伸びてグリーンスピードがめっきり遅くなり、ショートする場面が増えた。

12番で“お先”パットを外してボギーとすると、激しい打ち下ろしの13番パー3ではバンカーのアゴで目玉になったアンラッキーもありダブルボギー。17番でもボギーを喫した。

稲見といえば、2020年から使用している三角ネックのトラスが代名詞になってきたが、2週前の中国戦からツノ型パターに変更。この日もツノ型を握った。ポアナ芝に手を焼いた初日だが、「実感できないで終わるより、実感できて終えられたのでそこは良かった。あしたに生かせるんじゃないかと思う」とコース上での感触を材料にしながら、感覚をすり合わせる作業を進めていくつもりだ。

首位と7打差のイーブンパーは44位につけている。カットラインに対しては2打の貯金がある。「あしたは午後スタートなので、きょうの後半みたいな感じがずっと続くのかなと思う。修正できる部分を修正して、いいゴルフにつなげられるように頑張りたい」。耐えて、耐えて、そして伸ばす。そんなプレーとともに、週末行きの切符をつかみたい。

「ファー・ヒルズ・朴セリ選手権」3/22(金)~25(月)WOWOWで連日生中継&『日本人選手専用カメラ』ライブ配信!(第1日無料)

関連記事

【この大会のニュース】

読まれています

LPGAツアー 週間アクセスランキング

ランキングをもっと見る

大会情報

  1. 国内男子
    開催前
    2025年12月4日 12月7日
    ゴルフ日本シリーズJTカップ
  2. 米国男子
    開催前
    2025年12月4日 12月7日
    ヒーローワールドチャレンジ
  3. DPワールド
    開催前
  4. DPワールド
    開催前
    2025年12月4日 12月7日
    ネッドバンクゴルフチャレンジ
  5. アマチュア・その他
    開催前
    2025年12月4日 12月8日
    LPGA Qシリーズ(最終予選)
  6. アマチュア・その他
    開催中
    2025年12月2日 12月5日
    JLPGAファイナルQT

おすすめコンテンツ

関連サイト