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痛恨ボギーで予選通過スルリ 勝みなみは“池ショット”からのパーも1差敗退

無念36パット…。勝みなみは1打及ばずに予選落ちとなった。

所属 ALBA Net編集部
高桑 均 / Hitoshi Takakuwa

配信日時:2023年6月3日 12時38分

<ミズホ・アメリカズオープン 2日目◇2日◇リバティ・ナショナルGC(米ニュージャージー州)◇6656ヤード・パー7>

勝みなみの長い一日はボギーで終わった。ホールアウトは午後8時半。わずか1打及ばず、予選落ちが決まった。INスタートの最終組で、真っ暗になったコースをあとにした。

後半7番のティショットを打った時点で雷雲接近のため中断。一度クラブハウスに引き上げて、再開は夜7時47分だった。ここをボギーとし予選通過ラインを下回ったが、8番ではもう少しで2オンというところまで2打目を運びバーディ。最終ホールをパーで切り抜ければというなかで、ティショットは「届くと思わなかった」という池に吸い込まれた。「あんまり見えていなかったですね」という暗がりのなかの一打を悔やんだが、そこまでのプレーもこの一打も、決して悪いわけではない。

「いっつも惜しい感じというか、なんか一打で…」。米ツアー本格参戦後、なんども阻まれた壁をこの日も越えることは叶わなかった。折り返し直後の1番パー4ではティショットを池の縁に曲げるも、スタンスを池の中に取りながら2打目をグリーン奥まで運び、5メートルに寄せたパーパットをねじ込むビッグプレーも披露。それだけに最終ホールが悔やまれる。

「パターも決まらないし、何かひとつずつズレている感じがある」。惜しいところでカップをかすめ、蹴られ、チャンスを生かせない。もどかしさが募るが、前を向いてやるしかない。「ショットは良くなっている。あと4、5メートルのバーディパットが2つ、3つ入ってくれれば」と、グリーン上でのパフォーマンスをどう上げていくかが課題。「本当にあともうちょっと」と繰り返し、前を向くしかない。

次戦も同じニュージャージー州の開催。「2日間練習します」と週末は調整に充て、立て直しを図る。(文・高桑均)

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