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畑岡奈紗は“不利”な午前組 「80打つかも…」から見せた復活劇

雨のなか苦しいゴルフが続いた畑岡奈紗だったが、天候の回復とともに調子を上げた。

所属 ALBA Net編集部
齊藤 啓介 / Keisuke Saito

配信日時:2024年8月16日 11時00分

<ISPS HANDA スコティッシュ女子オープン 初日◇15日◇ダンドナルド・リンクス(スコットランド)◇6584ヤード・パー72>

荒天の影響でスタートが約1時間遅れ、さらに強まる雨風の影響で途中、中断する事態になった第1ラウンド。午前組の畑岡奈紗はその影響を受けた一人だ。前半こそつまづいたものの、天候が回復した午後には本来の実力を発揮。3バーディ・4ボギーの「73」で初日を終えた。

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「最初ボギーが止まらなくてどうなることかと思いました」と嘆くほどの悪天候のなか、前半9ホールを消化していった。スタートから3連続ボギーを叩く苦しい時間が続き、6番のティイングエリアについたころには雨のピークを迎え、中断のホーンが鳴った。

再開後はパーを並べ、後半に入ると息を吹き返したかのように11番から連続バーディを奪い、17番でも1つ伸ばして前半のボギーを帳消しにした。最終18番では惜しくもボギーで「最後は取りたかった」と悔しさは残るが、「80くらい打つんじゃないかというくらいスタートがひどかったので、1オーバーに収められたのはよかったです」と表情は明るい。悪コンディションのなか苦しんだフロントナインから1オーバーにまとめる底力をみせた。

「後半は特に、ドローとフェードの打ち分けもできていたのでよかったです」とショットに手ごたえあり。課題があるとすればパッティングを挙げる。「もうちょっと打ち切れたらというのはあります。ラインに乗っていたのであとは思い切って打てれば」。第2ラウンドは“攻め”のパッティングでバーディ量産といきたい。(文・齊藤啓介)

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