ALBA Net  ゴルフ
ALBA Net  ゴルフ
注目!
ツアー情報

グリップ回帰で痛みナシ 渋野日向子は苦しいゴルフも「先が見えたのはすごく良かった」

渋野日向子は連日の「79」で撃沈。予選落ちを喫した。

所属 ALBA Net編集部
笠井 あかり / Akari Kasai

配信日時:2023年7月8日 13時26分

<全米女子オープン 2日目◇7日◇ペブルビーチGL(米カリフォルニア州)◇6509ヤード・パー72>

大まくりを図った2日目は、さらにスコアを落とすことになった。7オーバーの124位タイでスタートした渋野日向子は、4ボギー・1ダブルボギーと連日の「79」。トータル14オーバーで予選落ちを喫し、「この通りです。スコアの通り。難しいですね」と切り捨てるように話した。

シブコ、パットを外してガックリ…【大会フォト】

午前組ながら、寒さに加えてかなりの強風が吹いた。海からの風に多くの選手が苦戦したが、「それ以前の問題かな。打った瞬間に『無理だ、ダメだ』みたいなショットがほぼほぼだった」と精彩を欠いた。

ティショットはフェアウェイをとらえるものの、グリーンに乗らない。この日のパーオンは14ホール中6回にとどまった。「乗らないと話にならない。自分でボールを扱うことができていないので、ゴルフにはならないですね」とバッサリ。2日間で奪ったバーディは、わずか1つに終わった。

4週前にグリップを10本の指で握る『ベースボールグリップ』に変えたが、今大会から馴染みのある左手人差し指と右手小指を絡ませる『インターロッキング』に回帰。左手首に抱えていた痛みを“利用する”スイングへと取り組んでいるが、「それに対して先が見えたのはすごく良かったと思うし、(これまでは)無理かなと思っていた」と手応えも感じている。これは「(プレー中に)“痛っ”てなる瞬間がなかった」という言葉からも、一歩進んだことは伝わってくる。

オープンウィークを挟んだ前戦のメジャー大会「KPMG全米女子プロ」に続く今季ツアー2度目の予選落ちとなったが、2週間前よりはラウンド後の声色も少し明るい。「練習ラウンドでは自分のしたい動きは試合よりもできた。前回よりもスコアは悪いけど、(ショットが)パターやアプローチの他のショットに影響しなかったと思う」とプラスにも捉える。つぎは練習で取り組んでいることを、コースでも発揮できるような精度を求めていく。

休む暇もなく、来週には「Danaオープン」に出場する。ルーキーとして出場した昨年大会は予選落ちを喫した。「スイングをしっかり練習して、ちょっとでもモノにできるようにはしたい」。ショットの改善に取り組み、試合をするなかで、ひとつずつ光を見つけていく。(文・笠井あかり)

「全米女子オープンゴルフ選手権」《無料独占生中継!》BS松竹東急で7/7(金)~7/10(月)連日朝6時より生中継・独自カメラで日本人選手に密着!

関連記事

【この大会のニュース】

読まれています

LPGAツアー 週間アクセスランキング

ランキングをもっと見る

大会情報

  1. 国内男子
    開催中
    2025年12月4日 12月7日
    ゴルフ日本シリーズJTカップ
  2. 米国男子
    速報中
    2025年12月4日 12月7日
    ヒーローワールドチャレンジ
  3. DPワールド
    速報中
  4. DPワールド
    速報中
    2025年12月4日 12月7日
    ネッドバンクゴルフチャレンジ
  5. アマチュア・その他
    開催前
    2025年12月4日 12月8日
    LPGA Qシリーズ(最終予選)
  6. アマチュア・その他
    開催中
    2025年12月2日 12月5日
    JLPGAファイナルQT

おすすめコンテンツ

関連サイト