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完璧イーグル含むパー5で強さ 畑岡奈紗は5差に浮上も「よりチャンスを作っていかないと」

日本のエースが1イーグルなどで一気に上位争いに名乗りをあげた

所属 ALBA Net編集部
高桑 均 / Hitoshi Takakuwa

配信日時:2023年6月17日 10時30分

<マイヤーLPGAクラシック 2日目◇16日◇ブライズフィールドCC(米ミシガン州)◇6638ヤード・パ<マイヤーLPGAクラシック 2日目◇16日◇ブライズフィールドCC(米ミシガン州)◇6638ヤード・パー72>

消化不良の初日から一転、ボギーフリーのラウンドで5つ伸ばした畑岡奈紗が、トータル6アンダーで53位タイから24位タイに浮上。首位の古江彩佳とはまだ5打差あるが、上位争いに名乗りを上げた。

1番からスタートし、ようやく初バーディが来たのが6番。ここで潮目が変わると、圧巻は8番パー5だった。ティショットをフェアウェイに置くと、残り196ヤードの2打目で4番ユーティリティを握りピン4メートルに運んだ。「ティショット、セカンドといいショットができたので、絶対にものにしたいなと思って打ったら入ってくれたのでよかった」と、このイーグルパットをねじ込んだ。

折り返し直後の10番パー5は550ヤード。長めのパー5だが、2打目をグリーン右サイドのバンカーに入れると、ここから2メートルに寄せてバーディを奪った。その後はチャンスを決めきれずに最終ホールまで進んだが、最後のパー5でももう少しで2オンという位置から楽々バーディを奪ういい締めくくりに。パー5でスコアを伸ばし、1日の最低目標に掲げている5アンダーまで到達した。

いま取り組んでいるスイング、パッティングの両面は、まだまだ試行錯誤の段階。現地で黒宮幹仁コーチに見てもらいながら、試合のなかで改善を図っている。やりきれていない実感は残るが、その中でも結果が出たことは安心材料。とはいえ、初日の1アンダーを考えれば、まだバーディが足りない状況だ。「よりチャンスを作っていかないと詰められる差ではない」。ムービングデーはさらにビッグスコアを目指し、「攻めのゴルフをしたい」と意気込んだ。(文・高桑均)

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