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古江彩佳は全米初予選突破からの6位 メジャー連続トップ10の評価は「85点くらい」

古江彩佳が「69」で6位フィニッシュ。メジャー連続トップ10入りに表情は明るい。

所属 ALBA Net編集部
高桑 均 / Hitoshi Takakuwa

配信日時:2023年7月10日 11時48分

「69」のチャージを見せた古江彩佳、ペブルビーチでのトップ10入りは大きな自信になる。
「69」のチャージを見せた古江彩佳、ペブルビーチでのトップ10入りは大きな自信になる。 (撮影:ALBA)

<全米女子オープン 最終日◇9日◇ペブルビーチGL(米カリフォルニア州)◇6509ヤード・パー72>

最終日は5バーディ・2ボギーのラウンドで3つ伸ばした古江彩佳。順位を6位タイまで上げて4日間の戦いを終えた。前戦の「KPMG全米女子プロ」に続きメジャー大会で連続トップ10入りを果たし、表情も晴れやかだ。

最後はペブルビーチに“一礼”【写真】

終わってみれば7人しかいないアンダーパーにしっかりと入った。トータル1オーバーから追い上げを図った18ホールは、「85点くらい」というかなりの高評価。「怖がらずに攻めるプレーを心がけた」と攻め抜いた。グリーンを外して難しいライに行こうとも、「チップショットもうまくできた」とボギーは最小限に抑えてみせた。

最終ホールはグリーンまで左サイドに海が広がる左ドッグレッグのロケーション。「ミスショットが結果的にいいところにいってくれた」と左ギリギリに飛んだ。右サイドを狙ったにもかかわらず、結果として最短距離を行くことになったのは、攻め通した一日の成果。「ショットがよかったし、パターも微妙なパーパットも入ってくれて、本当にいい流れでプレーできたと思います」と、激戦を振り返る。

本大会は3回目の出場で過去2回は予選落ち。悔しい思いをぶつける気持ちで臨んだ。「3度目の正直でうまくできました」と、自己評価はやはり高い。世界一過酷な大会で6位に入ったことは、大きな財産となった。

「これからも上を見てやっていきたい」と力強く、次戦以降を見据える。とはいえ、いつもの古江らしく「変わらずやっていきます」と結んだが、視線の先にはメジャー制覇が見えているはず。次は欧州遠征へ。メジャー、ディフェンディング大会、メジャーの3連戦を前に、万全の状態に仕上げていく。(文・高桑均)

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