ALBA Net  ゴルフ
ALBA Net  ゴルフ
注目!
ツアー情報

勝みなみは予選敗退に悔し涙 名キャディとのラストマッチは4日間戦えず

勝みなみは2バーディ・3ボギーとスコアを1つ落として、予選カットラインに届かず。ホールアウト後は涙を流した。

所属 ALBA Net編集部
高桑 均 / Hitoshi Takakuwa

配信日時:2023年9月2日 11時15分

かつて米ツアーで宮里藍のエースキャディを務めたミック・シーボーン氏とのタッグもこの大会まで
かつて米ツアーで宮里藍のエースキャディを務めたミック・シーボーン氏とのタッグもこの大会まで (撮影:ALBA)

<ポートランドクラシック 2日目◇1日◇コロンビア・エッジウォーターCC(オレゴン州)◇6467ヤード・パー72>
 
何をやってもうまくいかない1日を終えて、勝みなみが目に涙を溜めて声を絞り出した。「いや、本当、何ですかね…」。しばし沈黙のあと、頬を伝う涙を拭いながら、原因を探るように懸命に1日を振り返った。

2日目を終えた渋野日向子の生の声をお届け!【インタビュー動画】

初日は最終ホールのバーディで3アンダーフィニッシュ。ボギーフリーは評価したが、バーディ合戦のなかでは最低限の結果に2日目の飛躍を誓った。そんななかでの2バーディ・3ボギー。7番までに2バーディを奪ったが、9番、11番とボギー。予選カットラインとの攻防戦上で迎えた終盤の16番でもひとつ落とし、2打足りずに2戦連続で週末行きを逃した。
 
チャンスを作るも決めきれず。そんな展開から不安が募り、ショットにも悪影響を及ぼす。「1コでも入ってくれたらよかったのでしょうけど、負の連鎖みたいになっちゃって」。悪い流れに入ればすべてがかみ合わず、悔しさがあふれるばかり。
 
「基本的にそんなに悪くない」と大きなミスよりも小さなミスからの失速が続いた。それだけに、悔しさも倍増。「ほんのちょっとしたところでズレが生じてスコアにつながっていないんだなと思った」。思いとは裏腹に、好機を逃し続ける原因を探れずに終わってしまった。
 
今大会は、6月中旬からバッグを担いできたミック・シーボーン氏とのラストタッグ。かつて宮里藍のエースキャディを長年勤めた大ベテランキャディとのラストマッチは2日間で幕を閉じた。「苦しいラウンドのときもミックのアドバイスで予選を通って上位に行けた試合もあったし、ほんとうに助けられた部分が大きかった」と、つらい別れを迎えることとなる。「ほんとうにさすがベテランのプロキャディというか、いろいろ勉強になった部分もあったので、これからいろいろ活かしていけたらと思います」と感謝を述べた。
 
シーズンも後半戦に入るが、今回の予選落ちでポイントランキングも下がる見通し。出場人数が絞られる10月以降のアジアシリーズ参戦は、次週の結果次第となった。声を震わせ誓った逆襲。ここで沈むような勝ではないはずだ。(文・高桑均)

関連記事

【この大会のニュース】

読まれています

LPGAツアー 週間アクセスランキング

ランキングをもっと見る

大会情報

  1. 国内男子
    開催中
    2025年12月4日 12月7日
    ゴルフ日本シリーズJTカップ
  2. 米国男子
    開催前
    2025年12月4日 12月7日
    ヒーローワールドチャレンジ
  3. DPワールド
    速報中
  4. DPワールド
    開催前
    2025年12月4日 12月7日
    ネッドバンクゴルフチャレンジ
  5. アマチュア・その他
    開催前
    2025年12月4日 12月8日
    LPGA Qシリーズ(最終予選)
  6. アマチュア・その他
    開催中
    2025年12月2日 12月5日
    JLPGAファイナルQT

おすすめコンテンツ

関連サイト