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「いいスタートダッシュが切れたらいいシーズンになる」 原英莉花の“ルーキーイヤー”が開幕

米ツアーデビュー戦を飾る原英莉花。リシャッフル突破に向けてフルスロットルだ。

所属 ALBA Net編集部
笠井 あかり / Akari Kasai

配信日時:2026年3月5日 07時30分

<ブルーベイLPGA 事前情報◇4日◇ジャンレイク・ブルーベイGC(中国)◇6712ヤード・パー72>

原英莉花の2026年シーズンが、いよいよ幕を開ける。昨年は米下部エプソン・ツアーに参戦し、優勝を飾るなどポイントランキング5位でフィニッシュ。“昇格”を果たし米ツアーメンバー入りを決めた。

【写真】現地で撮影! 原英莉花の最新セッティング

ルーキーイヤー自身初戦となる今大会は、“東洋のハワイ”と呼ばれる中国・海南島が舞台。タイ、シンガポール大会に続く春のアジアシリーズの一戦とはいえ、トップ選手のエントリーは少ないが、ようやくツアーメンバーとして立つ憧れの舞台だ。「アメリカでの大会じゃない分、なんだかフワフワしている感じはあるけれど…。でもフィールドが変わったんだなと感じています」と気持ちを高めている。

昨年10月にエプソン最終戦でツアーカードを手にした後、日本ツアー3試合にスポット参戦した。そこから約3カ月のオフを経て、新シーズンを迎える。年末には体調を崩し、思ったような準備が進められていないことも明かしていた。「モチベーションが落ちちゃったときもあったけれど、持ちこたえました。ゴルフがなかなかうまくいかなくて、そこからの調整が大変だった。でもここに入って、少し落ち着いた気がします」。開幕に向けて、徐々に集中力を高めている。

そのなかで、心強い材料がある。2022年からクラブ契約フリーとなり、例年この時期はクラブセッティングに悩むことが多かったが、今季は自信を持てる14本を揃えることができた。エプソン優勝時からユーティリティ、パターを変更した以外、大きな入れ替えはない。

「(クラブテストを)しようかなとも思ったけれど、芝の抜けとかそんなに去年は悪くなかった。悪かったら自分のスイングだろうなと腑に落ちているから、クラブよりは自分のスイング、体と相談しながらできています」。ギアを替えずに、自身と向き合う時間を重ね、ドローとフェードの打ち分けやスピンコントロールの精度アップに時間を費やしてきた。

Qシリーズ(米最終予選会)突破者より上位となるカテゴリー9での参戦とはいえ、リシャッフル(出場優先順位の見直し)の対象ではある。現在192位まで落ちてしまった世界ランキングも上げていきたい。「いいスタートダッシュが切れたら、本当にいいシーズンになると思うし、大事にしたい一戦。調子っていうより、気持ちで持っていきたい」。原の新たな挑戦が、ここから始まる。(文・笠井あかり)

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