<ロッテ選手権 最終日◇9日◇ホアカレイCC(米ハワイ州)◇6536ヤード・パー72>
7位タイから出た畑岡奈紗が7バーディ・2ボギーの「67」。首位と4打差のトータル14アンダー・4位で終え、2022年「DIOインプラントLAオープン」以来となるツアー7勝目には届かなかった。
前半で3つのバーディを奪った畑岡は、サンデーバックナイン出だしの10番でもバーディ。12、13番でも連続バーディを奪い、リーダボードを駆け上がった。「2日目みたいなビッグスコアが出せればチャンスがあると思っていた」。そして迎えた16番パー3。8メートルのロングパットを沈めて、一時は1打差まで迫った。
しかし、17番では約7メートルほどのバーディパットが1.5メートルオーバーし、3パットのボギー。最終18番パー5でもセカンドショットが右の池のフチにあるブッシュに入り、4オン2パットのボギー。上がり2ホールでスコアを落としてしまった。
「16番までは本当にいいプレーだった。17番のファーストパットも一筋違いというところでしたし、攻めた結果です。最後の2ボギーはちょっともったいなかったですけれど、いいゴルフができたと思います」と前向きに振り返った。
9月の「ウォルマートNWアーカンソー選手権」7位タイ以降、米ツアーは4試合で3度のトップ10入り。10月の日本ツアー「NOBUTA GROUP マスターズGCレディース」でも2位タイに入っており、今季の終盤戦に向けて調子を上げている。
米女子ツアーは残り2試合。次戦は東海岸のフロリダ州で開催される「ザ・アニカ・ドリブンbyゲインブリッジatペリカン」、2週後はツアー最終戦「CMEグループ・ツアー選手権」が控える。特に最終戦は2021年と23年に2位に入った好相性大会。「好きな試合なので、最後まで頑張って今年こそ勝てるようにしたい」。2年ぶりの優勝へ、気合を入れ直した。