竹田麗央は母・哲子(さとこ)さんとふたりでの転戦。外食も問題ないというスタイルだが、日本とは比較にならないような巨大スーパーにハマり、食材を買って調理している。「古江(彩佳)さんのお母さんに『持ってきた方がいいよ』と教えてもらったんです」と、持参した調理道具でお肉などを焼き、炊飯器で炊いたご飯を添える。
欠かせないのは食後のデザートで、それはハワイで大好物になったアサイーボウル。冷凍されたものを購入し、ブルーベリーやイチゴ、バナナを豪華にトッピングする。大会最終日に哲子さんは「今週は冷凍庫があるからたくさん買っちゃって。一個余らせちゃったのが本当にもったいなかった…」と話し、残念そうに笑っていた。
米2年目の吉田優利は自炊派で、帯同するマネージャーが準備をする。日本から持ち込む食材や調理器具は「キャリーケース1個分」にもなる。「事前に野菜を切っておいて、すぐに料理ができるようにしておきます。スタートが朝早いときの、定番夜ご飯はカレー。前の日に作っておくんです。アスリートのカロリー管理も大事なので、カロリー50%オフのルーを使っています」。
勝みなみも自炊派で、母・久美さんが料理を担当する。とはいえ、「最近は娘もキッチンに立ってくれて…」(久美さん)と、1週間の献立をあらかじめ決めておき、試合期間中でも勝本人が腕を振るうときがある。得意料理は無印良品のソースに隠し味で白ワインを加えたイカスミのリゾット。「とりあえずケガしないようにだけ。ゴルフのことを忘れられるので、いいリフレッシュになっていると思います」(勝)と、上位争いの渦中にいた土曜日の夜にもそれを作った。
渋野日向子や畑岡奈紗、古江彩佳らも、帯同する母やマネージャーが作るご飯を食べる。食事のスタイルは選手それぞれで、それがゴルフの力の源になっている。(文・笠井あかり)

