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西郷真央が△以上で決勝進出、渋野日向子は敗退決定… 米女子マッチプレー大会、2戦を終えた日本勢の状況は?

あすが予選グループ最終戦の米女子ツアーのマッチプレー大会。2戦目を終え、日本勢の状況は?

所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net

配信日時:2025年4月4日 12時37分

<T-モバイル・マッチプレー 2日目◇3日◇シャドークリークGC(ネバダ州)◇6765ヤード・パー72>

米国女子ツアーで唯一のマッチプレー大会は、予選グループの第2戦が終わった。現地時間4日にはその最終戦が行われるが、それを前に日本勢や注目選手たちの状況を整理しておこう。

【連続写真】西郷真央は“ハーフショットの延長”で打つから両腕の三角形が崩れない

日本勢は西村優菜(グループ4)、古江彩佳、畑岡奈紗(グループ5)、西郷真央(グループ7)、笹生優花、渋野日向子(グループ16)の6人が出場している。グループステージは4人1組の総当たり戦で、勝利=1pt、引き分け=0.5pt、負け=0ptの勝ち点が与えられ、各組の1位のみが5日(土)からの決勝トーナメントに進出する、というのが基本情報だ。

このなかで突破が確定した選手はまだいない。ただ優位に立っているのが、2連勝で勝ち点2を保有している西郷だ。グループ7で唯一の負けなし。第3戦では、1勝1敗のユ・ヘラン(韓国)と対戦するのだが、ここで引き分け以上なら、突破が決まる。もし負けた場合は、2勝1敗で並ぶ(可能性がある)ユ・ヘラン、リネア・ストロム(スウェーデン)との最大3人のプレーオフに回る。

西郷は、きょうのラウンド後に応じたWOWOWのインタビューで「ユ・ヘラン選手と回るのは2回目。彼女は飛ぶ選手だし、自分よりも世界ランキングが上の選手(ユ・ヘラン9位、西郷35位)。気にせずに自分らしいプレーを突き詰めていきたい」と話していた。自然体のまま、決勝トーナメントへの道を切り開く。

2戦を終え1勝1敗の西村、古江、畑岡、笹生は、最終戦の結果次第となる。まずは勝つことが大前提。そのうえで、それぞれのグループで2連勝している選手が負けて、ようやくプレーオフ進出の権利が回ってくる、という状況だ。

初日に世界ランク6位のイン・ルオニン(中国)を破って“金星”を挙げた西村だったが、2日目はキム・セヨン(韓国)に4&2で完敗。あす、シャネッティ・ワナセン(タイ)との勝負に勝ち、キム・セヨンが2勝1敗になることを願う。第2戦で渋野に勝利した笹生も、ヤーリミ・ノー(米国)に勝つことが最低条件となる。

グループ5では、畑岡、古江の直接対決が実現。ただし、勝利が条件というなかでの対戦とあって、心中は複雑だ。それでも突破の可能性を残すためにも、お互いが全力を尽くすはずだ。

グループ16で2連敗の渋野は、残念ながら敗退が決定。自身初めてというマッチプレーは“ほろ苦い”結果に終わったが、アン・ナリン(韓国)との最終戦も全力を尽くし、この経験を来年に生かしてもらいたい。

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