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初フランスも満喫 景色がきれいでも…難易度の高い“エビアン”に竹田麗央が初挑戦「すごく楽しい」

竹田麗央が初のフランスをコース内外で満喫している。

所属 ALBA Net編集部
高木 彩音 / Ayane Takagi

配信日時:2024年7月10日 09時00分

<アムンディ・エビアン選手権 事前情報◇9日◇エビアンリゾートGC(フランス)◇6523ヤード・パー71>

今年、日本ツアーで3勝を挙げている21歳の竹田麗央が初めてのエビアンを“堪能”している。日曜日、月曜日、火曜日と9ホールずつラウンドを行い「フェアウェイも傾斜が強くて、グリーンもうねっている感じ」とコースの印象を話す。

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ただ会場のエビアンリゾートGCの“第一印象”は「かわいいです」。彩り豊かな花々が咲き、水が澄んだ青色の池があるコースに目を輝かせる。景色のきれいなコースは難易度が高く、「グリーンが難しくて、アンジュレーションもある。ラフもけっこう重たいので、しっかり気をつけて回りたいです」とマウンドの多いグリーンや、三つ葉やシロツメクサなども生え、芝の量も多いラフに警戒している。

それでも難しいセッティングにおもしろさも感じている。「日本とコースの雰囲気が全然違う。マネジメントとかをしっかり考えないといけないので、そういうところはすごく楽しいです」。狭く傾斜が多いフェアウェイの狙い位置や、アンジュレーションの効いたグリーンの攻略を考えることを楽しみながら、ラウンドすることができている。

フランスに来ること自体も初めてで、「料理がすごくおいしい」と笑顔を見せる。今回は一軒家を借りて過ごしており、「お肉を焼いて食べました」と家での食事にも舌鼓を打つ。ここまでは基本的に外食が多いが「イタリアンとかのレストランに行ったり、ピザとか。すごくおいしいです」と大満足。ほかにも「景色を見に行ったり、買い物とかもちょっとしたり」と雑貨好きということもあり、街でのショッピングもまた楽しい。

先輩プロの上田桃子からはエビアンにある「セーター屋さん」をおすすめされていた。「まだ行けてないので、探して行ってみようかな」。まだまだ気になるところが残っている。月曜日、火曜日と早朝から会場にいる姿を見るが、時間の合間をぬってプリベートも充実できているようだ。

今大会の目標は「まずは予選通過できるようにしっかりプレーして、そこからはひとつでも順位を上げられるように頑張りたいです」。トップ10など上位を目指すためにも、しっかり決勝ラウンドに進むことに集中する。テーマには「グリーンの外しどころとか、ただ乗せるだけでは難しいパットが残るので、そういうところも考えて」を掲げる。戦略をしっかり立てて挑むことが大事だ。初の舞台で、今年自身3度目のメジャーがいよいよ始まる。(文・高木彩音)

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