<メイバンク選手権 初日◇29日◇クアラルンプールG&CC(マレーシア)◇6536ヤード・パー72>
正直に言えば、最終18番パー5の2打目が右ラフにつかまったことに、古江彩佳は納得していない。「OKではないです(笑)。ちょっと右でした。でもライは悪くなかったので、うまく打てて寄せられて、ラクにバーディが取れた」。直前17番のボギーを帳消しにするバウンスバック。首位と4打差の4アンダー・12位タイで滑り出した。
5バーディ・1ボギーの「68」。風が強まった後半だけで4つのバーディを奪った。12番ではわずかにフォローの風に乗せたショットをピン左2メートルにつけた。「ジャッジやショットは難しかったけれど、寄せられたり、パターが入ってくれた」とかみ合った。
1カ月前の「ウォルマートNWアーカンソー選手権」では、今年ダブルス戦でペアも組んだ西村優菜が、先週「BMW女子選手権」では吉田優利が、それぞれツアー初優勝を飾った。2000年度生まれの“プラチナ世代”として、アマチュア時代から切磋琢磨してきた仲間たち。「調子がよくなったときも見ているので、そういうところから優勝したのは強いなと思います。自分も頑張る気になります」とたっぷりの刺激を受けている。
昨年大会では4日間すべて60台をマークし、9位に入った。うだるような暑さ、アンジュレーションに富んだフェアウェイ、芝目の強いグリーンなど、警戒すべき点はたくさんある。「どれだけ集中できるかだと思う」。昨年の経験を生かしながら、冷静に一打を積み重ねたい。
74位だった先週の大会終了後にはポイントランキング61位に後退し、最終戦「CMEグループ・ツアー選手権」の出場権獲得圏内(60位)から外れた。好スタートを生かし、順位を押し上げるプレーを続けていく。(文・笠井あかり)
