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身長差は30cm「私だけめっちゃちっちゃい(笑)」 山下美夢有、ネリー&レクシーとのメジャー最終日

世界1位のネリー・コルダらと同組でラウンドした山下美夢有が感じたこととは?

所属 ALBA Net編集部
笠井 あかり / Akari Kasai

配信日時:2025年6月23日 08時15分

<KPMG全米女子プロゴルフ選手権 最終日◇22日◇フィールズランチ・イースト(テキサス州)◇6604ヤード・パー72>

首位と7打差の3位から出る最終日の前夜。山下美夢有はペアリングを見て驚いた。現在世界ランキング1位のネリー・コルダ、“引退”を発表しても依然大人気なレクシー・トンプソン(ともに米国)との3サムに入った。

【写真】日米の“女王”同士の直接対決

その豪華な組み合わせを知ったとき、「私だけめっちゃちっちゃい、って思いました(笑)」。身長150センチの小さな巨人にとって、178センチのネリー、183センチのレクシーは見上げる形に。「腰くらいしかなかった。最後ハグするときなんか、わざわざ下に来てくれた。すみません…って(笑)」。ちょっぴり恥ずかしそうに振り返るが、メジャー最終日に、いい位置で、一緒にコースを歩けたことは、学ぶことばかりだった。

「飛距離はもう分かっていたこと」と割り切っているが、メジャー覇者のふたりを間近で見て、「決めたらすぐ打つ。けっこう淡々とプレーされていた」と感じた。この“淡々と”という言葉は、山下が日ごろから口癖のように大事にしていること。ネリーもレクシーも、ともにゴルフの調子は良くなかったが、ショートゲームなどで要所でしっかり締めており、「私も少しずつレベルアップできるように頑張りたい」と話した。

自身のプレーはというと、2バーディ・1ボギー・1ダブルボギーの「73」。トータル2オーバー・6位タイで、昨年の2位に続き、2年連続で上位に入った。2打目を「難しい」グリーンの左に外し、アプローチが乗らず、寄らず、入らずのダブルボギーを喫した11番を「もったいなかった」と悔やんだが、最後までしっかり耐えた。

9番パー5では2打目をグリーン奥まで運んでバーディ、実測117ヤードの17番パー3ではあわやホールインワンの一打で魅せた。「きょうが一番長く感じました。結果っていうよりかは、目の前の一打に集中してプレーしていた」という最終日は1つ落としたものの、難コースを相手に闘った1週間に充実感もにじませた。

これからに向けて、うれしい手ごたえもある。「今週からショットが良くなってきて、思い通りのショットを打つことが多かった。それはすごい自信になった。これから楽しみだなって思った」。来週は竹田麗央とのタッグで挑むダブルス戦「ダウ選手権」に出場。「私はもう中堅」と笑ったが、“後輩”を引っ張り、日本の女王コンビで勝利を目指す。(文・笠井あかり)

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