収穫もあった。ポアナを含む難しい芝質のグリーンだったが、「パッティングがだいぶ修正できた」とグリーン上は及第点。そして新しく投入したウェッジも「まだ色々と他のウェッジを試したり、できることはたくさんあると思う。自分の打ち方も改善して、どんどん引き出しを増やしていけたらいい」とバリエーションの1つとして、ある程度の目途がたった。
だからこそ、ショットの改善が急務。「こういう(狭い)コースにくるとショットが大事だと思ったので、もう少し調整が必要かなと思う。結果は4打差。この4日間を思い返せば4打、攻められたところはあったなというのは正直な気持ち」と、まずはアグレッシブに戦える状態まで戻したいところだ。来週は「楽しみ」という新規大会。3週後にもディフェンディング大会が控えるだけに、ここからもう一段階ギアを上げていきたい。(文・秋田義和)

