ただし、10月から行われるアジアシリーズは出場枠が狭く、現在の昇格後のカテゴリーでは出場は厳しい。そこまでに優勝してカテゴリーを上げることで、日本で行われる11月の「TOTOジャパンクラシック」にも米ツアーのメンバーとして出場できることもできる。ここもポイントレースに関わってくるため、なんとか頑張って出場したいところだ。
そんな青写真を描いてしまうほど価値ある4位フィニッシュだった。「シードを獲るためには上位に食い込むことが大事。その中でもメジャーはプラスになる。ポイントが貯まるのはうれしい。まだまだ試合はあるので肩の荷が下りた感じはしないけど、ちょっとした安どはありますね」と渋野。次なる戦いの舞台、2週後のハワイではさらなる活躍を期待したい。(文・秋田義和)
