全英制覇を成し遂げた2019年以降も、アプローチのバリエーションというのは大きな課題として挙げてきた部分。この時はアプローチ時はひたすら58度を握り、基本に忠実といっていい寄せに終始しており、20年のオフには「練習の99%」をアプローチに費やすなど、引き出しを増やす取り組みは何も最近始まったことではない。
コースの距離も長く、芝質も日本とは異なる米国ツアーでは、今後幾度となく厳しいグリーン周りからのプレーを強いられるはず。ここからさらに磨きをかけなくてはいけない部分なのも間違いはない。そこで戦うという覚悟がプレーにあらわれた、2日目のラウンドだった。
