HSBC女子世界選手権
日程 2022年3月3日-3月6日賞金総額 $1,700,000
TV/ネット放送予定土手を使った見事な寄せワンは「イメージ通り」 渋野日向子が魅せた“絶妙アプローチ”の数々
土手を使った見事な寄せワンは「イメージ通り」 渋野日向子が魅せた“絶妙アプローチ”の数々
配信日時: 2022年3月4日 23時30分
Round 2 | ||
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順位 | Sc | PLAYER |
1 | -8 | エイミー・ヤン |
1 | -8 | コ・ジンヨン |
3 | -7 | アタヤ・ティティクル |
3 | -7 | メーガン・カン |
3 | -7 | ブルック・ヘンダーソン |
6 | -6 | キム・アリム |
6 | -6 | チョン・インジ |
6 | -6 | パジャレー・アナナルカルン |
6 | -6 | エンジェル・イン |
10 | -5 | スヒョン・オー |
<HSBC女子世界選手権 2日目◇4日◇セントーサGCタンジョンC(シンガポール)◇6718ヤード・パー72>
シンガポールでの今季初戦を迎える前、「グリーン周りのウェッジの精度をしっかり練習してきました」とオフの練習内容について話していた渋野日向子。4オーバー・60位タイと出遅れた初日の巻き返しを狙った2日目に、その成果が目に見えるようなプレーがあった。
渋野日向子のアプローチをコマ送りで分析
まず最初が前半の17番。浮島に向かって打つパー3のティショットは、アイアンで右に切られたピンを狙ったが、それがグリーン右にこぼれ、傾斜下まで転がり落ちる。「外してはいけないところにいってしまった。どうやって寄せるか」と本人も振り返ったように、ショートサイドの難しいアプローチが残ってしまった。
渋野が握ったのは58度のウェッジ。ここでフワリと浮かすことはせず、低めに打ちだしたボールを土手で1クッションさせ、そこから転がして寄せる策略に出た。するとその思惑通り、コロコロと転がるボールは1メートルにピタリ。「ボールを失速させて寄せる。イメージ通りできて、あそこはすごくうれしかったですね」。見事な寄せワンで、ピンチをしのいだ。
さらに初日にダブルボギーを叩いた6番パー4でも、進化の跡をうかがわせた。ここはラフからの2打目を、グリーン右のバンカーに落としたという場面。ピンは左サイドで、距離もかなり残っている状況でボギーもやむなし、と感じさせる状況だ。ただここからのリカバリーショットをまたも1メートルに寄せ、サンドセーブに成功した。
シンガポールでの今季初戦を迎える前、「グリーン周りのウェッジの精度をしっかり練習してきました」とオフの練習内容について話していた渋野日向子。4オーバー・60位タイと出遅れた初日の巻き返しを狙った2日目に、その成果が目に見えるようなプレーがあった。
渋野日向子のアプローチをコマ送りで分析
まず最初が前半の17番。浮島に向かって打つパー3のティショットは、アイアンで右に切られたピンを狙ったが、それがグリーン右にこぼれ、傾斜下まで転がり落ちる。「外してはいけないところにいってしまった。どうやって寄せるか」と本人も振り返ったように、ショートサイドの難しいアプローチが残ってしまった。
渋野が握ったのは58度のウェッジ。ここでフワリと浮かすことはせず、低めに打ちだしたボールを土手で1クッションさせ、そこから転がして寄せる策略に出た。するとその思惑通り、コロコロと転がるボールは1メートルにピタリ。「ボールを失速させて寄せる。イメージ通りできて、あそこはすごくうれしかったですね」。見事な寄せワンで、ピンチをしのいだ。
さらに初日にダブルボギーを叩いた6番パー4でも、進化の跡をうかがわせた。ここはラフからの2打目を、グリーン右のバンカーに落としたという場面。ピンは左サイドで、距離もかなり残っている状況でボギーもやむなし、と感じさせる状況だ。ただここからのリカバリーショットをまたも1メートルに寄せ、サンドセーブに成功した。