「出られないと思っていたから、ホテルも飛行機も何にも準備していなくて…。バタバタで大変だった」と笑う。
一方負けたセヨンには「彼女はメジャーにも勝って、素晴らしいシーズンを送っていた。だからプレーヤー・オブ・ザ・イヤーを獲得して本当に良かった」と喜んだ。
前週まで賞金ランキングもプレーヤー・オブ・ザ・イヤーもトップを走っていたのは同じ韓国の32歳インビー・パークだったから、これも時代の流れなのかもしれない。
21年の開幕戦は4週間後。「これから家を探して家具を買って、とても忙しいオフになる。でも、もう来季の準備はできている」とジンヨンは満面の笑みだった。(文・武川玲子=米国在住)

