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2年前は9打差を追いついた畑岡奈紗 首位と6打差の最終日は「獲れるだけバーディを獲る」

2年前は9打差を追いついた畑岡奈紗 首位と6打差の最終日は「獲れるだけバーディを獲る」

配信日時:2020年10月11日 07時00分

その後、15番では8m、16番では4m、17番では7m、最終18番では9mのバーディチャンスについたが、いずれも入らず。「伸ばしきれないところで足踏みしている感じはありました」と唇を噛んだ。

「スイングの感覚は良かったんですけど、少し当たりがうすくて足りないというのが何個かあった」と今日のラウンドを振り返った畑岡。それでも14ホール中11ホールでフェアウェイキープし、予選ラウンド2日間に比べるとティショットが安定してきている。

「昨日までは切り返しで上半身から下りてきちゃって、そのままクローズでいくと引っかけたり、それを嫌がって開くとすごいアウト・トゥ・インのプッシュになっていた。それを少し下半身リードでダウンスイングするように、インパクトまでできるだけ右足が早く浮きすぎないイメージでやりました」と、前日のラウンド後の練習場でスイングの修正に努め、「今日の朝、より感覚が近づいてきた」という。

畑岡は18年大会では、トップと9打差の23位タイから最終日をスタートして、ベストスコアの「64」で追いつき、プレーオフに持ち込んでいる。そのときは惜しくも敗れたが、イメージは良い。「2年前は優勝というところよりも、全然圏外だったので、『とにかく目の前の一打を』という感じでやっていた。それと同じようなプレーができれば良いと思います」。

最終ラウンドの目標スコアを聞かれると、「ないですね。獲れるだけバーディは獲らないといけないと思います。今日のラウンドからいくと、セカンドショットをどれだけチャンスにつかれるか。バーディだけ狙いにいって、たくさん重ねるようにしていきたいですね」。トップと6打差で迎える最終日は、2年前の再現といきたいところだ。

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