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2年前は9打差を追いついた畑岡奈紗 首位と6打差の最終日は「獲れるだけバーディを獲る」

2年前は9打差を追いついた畑岡奈紗 首位と6打差の最終日は「獲れるだけバーディを獲る」

配信日時:2020年10月11日 07時00分

KPMG全米女子プロゴルフ選手権 3日目◇10日◇アロニミンクGC(ペンシルベニア州)◇6577ヤード・パー70>

「今日はムービングサタデーだったので、もう少し伸ばして、上との差をつめて終わりたかった」。畑岡奈紗は会見で悔しさをにじませた。「KPMG全米女子プロゴルフ選手権」3日目。トータル1オーバー・13位タイからスタートした畑岡は、3バーディ・1ボギーの「68」のラウンドで、2つスコアを伸ばしたが、首位のキム・セヨン(韓国)との差は5打差から6打差に開いてしまった。トータル1アンダー・10位で明日の最終日に臨む。

日本のエース! 畑岡奈紗のドライバーショット【連続写真】

スコアを伸ばしていきたい3日目だったが、「ティショットは安定していたけど、セカンドがフェアウェイからバンカーに入れるところが多くて、なかなかチャンスにつけることができなかった」。前半の3番ホールでは手前のバンカーに入れて、ピンを直接狙えない状況だったが、6mのパーパットをねじ込んだ。チャンスよりピンチが多い状況で、6番ホールまでパーを並べて足踏みが続いた。7番では左のラフからのセカンドショットを手前のバンカーに入れて、ボギーが先行した。

最初のバーディは前半最後の9番パー5。セカンドショットをグリーン奥のカラーまで運び、8mのイーグルパットは外したものの、楽々バーディとした。そして、バックナインの10番パー4では、セカンドショットを30センチにつけるスーパーショットで連続バーディ。「フェアウェイから9番アイアンでピンの手前30センチについて、落としどころが狭かったので、思いっ切り打っていけたかなと思います」と畑岡らしいショットを見せた。

12番では再び手前のバンカーにつかまったが、これを70センチに寄せてパー。続く13番でも4度目のバンカーへ。アゴの高いバンカーから下りに打っていく難しいショットは3.5mのパーパットを残したが、これを沈めてナイスパーセーブ。ガッツポーズを見せた。ピンチのあとにチャンスあり。14番パー3では7mのバーディパットをど真ん中から沈めた。

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