千葉県にあるザ・カントリークラブジャパンで開催中の、国内シニアツアー最終戦「富士フイルムシニアチャンピオンシップ」。2日目を終えて中嶋常幸が首位と2打差のトータル6アンダー3位タイに浮上した。
尾崎直道、シニア賞金王へ弱気?「中嶋さんが優勝して」
2アンダーからスタートした中嶋は前半こそ1番のバーディ1つに留まったが、ハーフターン直後の10番、11番と連続バーディを奪取。各選手苦しんだ最難関の16番はボギーとしたものの、上がり2ホールを連続バーディで締めて優勝戦線に浮上。「今日はボギー1個で68だから良く粘ったんじゃないかな」と満足気に振り返った。
最終日に向けては「室田もいるし、直道もいるし、誰が勝つかわからない展開で最終戦の最終日らしい面白い試合になるんじゃないかな」と展望を予想。自身も今季初優勝がかかるが、「もちろん勝ちたい気持ちはあるけど、プレッシャーはかけないでくれよ」と冷静だった。それでも、ホールアウト後はアプローチ練習を繰り返すなど、静かに闘志は燃やしている。千両役者が最終戦を勝利で飾るか。