国内シニアツアー最終戦「富士フイルムシニアチャンピオンシップ」の2日目。この日が51歳の誕生日の井戸木鴻樹が2つスコアを伸ばし、トータル8アンダーでホールアウト。2位と1打差ながら単独首位をキープした。
井戸木は一時は9アンダーまでスコアを伸ばしたものの、14番ではティショットのキックが悪く斜面の上に止まるトラブルでボギー。終盤もスコアを伸ばせず、51歳初ラウンドはガマンの18ホールとなった。それでも、難しいホールでもパーを並べて、リーダーズボードのトップを死守。「勝たないとダメというくらい追い込んでいかないと」と、最終日へ向けて気合いを入れ直していた。
井戸木、6アンダー単独首位!シニア初Vで誕生日祝いなるか
2打差に9選手がひしめく混戦で、自分のゴルフ、コース、ライバル達と戦う相手は多いが、目標スコアを13アンダーに設定しやることは明確になっている。バースデーウィークにシニア初優勝のチャンス。「今日は100円だけ高い焼酎呑みますわ(笑)」。誕生日祝いを力に変えて、ショットメーカーが頂点に挑む。