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佐久間朱莉は今季自己ワーストタイ『77』 史上5人目の“70切り”ならず「来年リベンジしたい」

新女王の佐久間朱莉は、前半「40」など、今季最終戦で今季ワーストスコアを叩く乱調。平均ストローク70切りも達成ならず。

所属 ライター
臼杵孝志 / Takashi Usuki

配信日時:2025年11月30日 16時56分

自身初の年間女王に輝いた佐久間朱莉。史上5人目の快挙は逃したが、充実したシーズンを過ごした
自身初の年間女王に輝いた佐久間朱莉。史上5人目の快挙は逃したが、充実したシーズンを過ごした (撮影:福田文平)

<JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ 最終日◇30日◇宮崎カントリークラブ(宮崎県)◇6543ヤード・パー72>

初の年間女王に花を添える平均ストローク70切りを目指した佐久間朱莉は、2バーディ・7ボギーと乱れ、トータル6オーバーの25位に終わった。70切りにはトータル1アンダーが絶対条件だったが、今季自己ワーストタイ「77」で史上5人目の快挙を逃した。

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「やっぱり左ドッグレッグのホールに対してのティショットがうまくいきませんでした。そこから、あまりいい流れに持ってこれなかった。また来年ここに戻って来て、リベンジしたいと思います」

初日が「72」、2日目が「73」で3日目は「72」。フェーダー泣かせの左ドッグレッグのホールに対してティショットが乱れ、芝目の強い高麗芝のグリーンにも苦しんだ。今季は36試合に皆勤出場。予選落ちした3試合を除くと、すべてオーバーパーラウンドは自身初の屈辱で、トータルスコアがオーバーパーになったのは6月の「ニチレイレディス」以来2度目となった。

「70」で回ることが必要だった最終日。2番パー5でつまずいた。ティショットは左に真っすぐ飛び出し、木に当たった。フェアウェイには戻って来たが、距離は大きくロスした。2打目はグリーンエッジまで約150ヤードの左セミラフまでしか運べず、3打目はグリーン右手前ラフ。アプローチがピンを2メートルほどオーバーし、痛恨のボギーに顔をしかめた。

初日、2日目とボギーを叩き、3日目は1パットのパー。前日は「まだ2番でバーディパットを打っていないんです。あすは打ちたい」と序盤で弾みをつけるバーディを誓ったが、鬼門ともいえるパー5にまたも気勢はそがれた。

「きょうは70を出して、平均ストロークを69台にしたいという思いがありました。でも、まずはターゲットを決めてティショットをしっかり打ちたいと思っていました」

4日間のフェアウェイキープ率は41.1%(23/56)。もちろん満足できる数字ではない。前週の「大王製紙エリエールレディス」で初の年間女王を決め、今週は70切りに加え、新たな目標に掲げたメジャー初制覇、年間5勝を目指して、宮崎に入ってきた。いずれも、持ち越しとなったが、それが来年のモチベーションとなる。

「課題があるのは伸びしろだと思っています。勝てないんじゃないかと思ったときもあったけど、今年は優勝ができて、年間女王にもなれた。今年は準備する力がついたと思う。成長もできたと思うし、去年までの自分では考えられない一年になりました」

来季の目標は今年の自分を超えること。「課題を明確にして、しっかりオフに練習します。来年こそはメジャーで勝ちたいし、平均ストロークは70を切りたい。2週連続でも勝ってみたいです」。宿題は山積み。それがやる気の源になる。女王さまは欲張りだ。(文・臼杵孝志)

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