<ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン 事前情報◇24日◇利府ゴルフ倶楽部(宮城県)◇6600ヤード・パー72>
今週は、非シード選手たちにとって大きな意味を持つ。大会終了時のメルセデス・ポイントを基に、シーズン中に優先出場順位の入れ替えをする『第2回リランキング』が行われる。「日本女子オープン」など特別な出場資格がある3試合を除く、終盤戦6試合にフル出場できるラインは、リランキング(RR)30位前後がひとつの目安になりそうだ。
現在のRR30位は167.16ptの髙木優奈。これ以下の選手たちは、まずこのポイントを目標にすることになる。例えば、RR35位の横峯さくらは現在129.88ptで、30位との差は37.28pt。もちろん他の選手の動向次第ではあるが、38ptを得られる単独11位に入ることが、RR30位前後に近づくひとつの目安になる。
118.30ptでRR40位の後藤未有は、「ひとつでも順位を上げないと、後半戦は出場順位が厳しくなるので頑張りたい」と話す。単独7位なら50ptが加算され、現時点のRR30位のポイントを上回る。「勝つことができれば関係なくなる(優勝者には翌年までのシードが付与される)。そこを目指す気持ちは持ちながらも、欲を出し過ぎるとドツボにはまるので、今できることを精一杯やる」。これを自分に言い聞かせる。
夏ごろに痛めた背中は、今も痛み止めが必要な状態。「ショットで自分がやりたい動きができない。パッティングが入ればスコアはまとまるんですけど、なかなかうまくいかなくて」。グリーン上で練習法を見直したり、パターヘッドを替えたりと試行錯誤を続け、最後までレギュラーツアーで戦うつもりだ。
開幕時のQTランクは166位ながら、シーズン中の活躍で現在RR17位と挽回した鳥居さくらのような選手もいる。一方で、対照的なパターンもある。QTでは5位だったものの、RR41位まで優先順位を下げている髙橋しずくのように、立場を大きく下げた選手にとっては踏ん張りどころになる。
なお、仮にフル出場がかなわない位置でも、順位が上であればあるほど、出場できる可能性のある試合は増えていく。対象となる選手たちにとって、秋の“職場”を確保するための大事な3日間になる。(文・間宮輝憲)
