<明治安田レディスゴルフトーナメント 最終日◇19日◇仙台クラシックゴルフ倶楽部(宮城県)◇ 6692ヤード・パー72>
2週間後には海外女子メジャーの今季最終戦「AIG女子オープン」(全英)が開幕する。イングランド・ロイヤルリザム&セントアンズGCへの移動を見据え、全英出場組のなかには、来週の日本ツアー「大東建託・いい部屋ネットレディス」を欠場する選手もいる。
佐久間朱莉もそのひとり。所属契約を結ぶ大東建託が冠を務める“ホステス大会”だが、全英への調整を優先するという苦渋の決断をした。
「昨年終わってすぐ、日程的に…(難しい)というお話をさせてもらい、温かく送り出してくださりました。恩返しする大会をスキップしてしまうので、その分、全英で頑張りたいです」
今週は海外メジャー「アムンディ・エビアン選手権」を35位で終えた直後の強行出場。「正直、疲れました。でも試合に出て調整するのが私のスタイル」と、トータル13アンダー・19位タイで終えた。
「パッティングが決まってくれない」と、今週は新たにピンのパター『スコッツデール B63』を投入。ストロークタイプの異なるパターを何種類かテストし、もともと学生時代から“B型”を使用していた懐かしみもあり、違和感なく投入することができたという。全英にも持っていく一本にもなった。
4週間前には、昨年12月に亡くなった師匠・尾崎将司さんのジャンボ邸をひさしぶりに訪れた。「ジャンボさんがいたときのままで、一発なにか言葉が聞こえてきそうな感じでした。『お前、何してんだ最近。見ていてつまんねえよ』って(笑)」。そんな“発破”も胸に、日本で最終調整を行ってから渡英する。
「すごく難しいと聞いているので…ビビっています。トップ10が目標とずっと言っているので、そろそろクリアしたいです」と意気込んだ。
桑木志帆はトータル15アンダー・9位タイで終え、今季8度目のトップ10入りを弾みに全英に向かう。エビアンで発症した首痛も、「無理なくプレーできるようになった。痛み止めもナシです」と回復傾向にあるのが好材料だ。
「風が強くてすごく難しいコースだと聞きました。予選通過をして、念願のトップ10入りをしたい。ショートゲームを練習します」。来週水曜日に移動し、時間をかけて大舞台に向けてのコンディションを整えていく。(文・笠井あかり)
